あなたにピッタリのお仕事が必ずある。

仕事検索
仕事検索

仕事検索
仕事検索

お仕事

派遣会社に提出する履歴書の書き方は?コツや見られるポイントを解説

公開日:2024.03.30

更新日:2024.10.03

派遣会社に登録する場合も、履歴書が必要になる場合があります。派遣会社に提出する履歴書は、一般的な就職活動時の履歴書と異なる部分もあるため注意が必要です。

本記事では、履歴書が必要な場合と不要な場合について説明し、書き方や書くコツ、派遣会社がチェックするポイントなどを解説します。

 


派遣は履歴書が必要なときとそうでないときがある


 
履歴書は、勤務先に氏名・住所などの基本情報や学歴・職務経歴を伝えるうえで重要な書類です。派遣社員として登録するときに履歴書が必要かどうかは、派遣会社によって異なります。

| 履歴書が必要な場合

派遣で働くときの履歴書は、派遣先企業ではなく派遣会社に提出します。基本情報を入力する専用システムを導入している派遣会社もありますが、システムがない場合は基本的に履歴書の提出が必要です。
 
提出する履歴書は、指定がなければ手書きでもパソコンでも問題ありません。一度作成しておくと正社員選考や他の派遣会社への登録にも使用できるため、転職活動を機に作成してみるのがおすすめです。
 

| 履歴書が不要な場合

派遣会社が基本情報を入力する専用システムを導入している場合は、履歴書が不要なケースも多いです。専用システムにご自身の情報等を入力しましょう。
 
専用システムに入力された情報をもとに個人情報や希望条件を確認し、派遣会社が派遣先企業とのマッチングを行います。
 

 


派遣会社に提出する履歴書とは

派遣会社に提出する履歴書と一般的な履歴書の違いについて解説します。

合わせて、履歴書と職務経歴書の違いについても説明します。
 

| 一般的な履歴書との違い

派遣会社に提出する履歴書は基本的な構成は一般的な履歴書と同じですが、「志望動機」と「職歴」の2つが異なります。
 
志望動機は「なぜこの会社で働きたいのか」と熱意を伝えるために記載します。しかし、派遣の場合、勤務先は派遣会社ではなく派遣先企業となるため志望動機を書く意味がありません。そのため、一般的には志望動機の記載は不要です。
 
職歴は、派遣会社に今までの経験やスキルをアピールするために大切な項目です。職歴の書き方はのちほど解説します。
 

| 履歴書と職務経歴書の違い

職務経歴書とは、具体的な仕事内容や職務において培ったスキルを記載するものです。派遣の仕事では職務経験を求められることが少ないため、職務経歴書ではなく履歴書が求められることが多くなる傾向にあります。
 
履歴書と同様、職務経歴書も指定がない場合には、手書きとパソコンどちらで作成しても問題ありません。
 


派遣会社に提出する履歴書の書き方

派遣会社に提出する履歴書の書き方を、項目ごとに詳しく解説します。
 

| 履歴書の必要項目

履歴書の必要項目は次の8つです。それぞれについて書き方のポイントを見てみましょう。

  1. 氏名と生年月日
  2. 学歴
  3. 職歴
  4. 免許や資格
  5. 自己PR
  6. 日付
  7. 本人希望記入欄
  8. 志望動機

1.氏名と生年月日

氏名や住所、生年月日などの基本情報を記載します。書き方のポイントは次の通りです。
 

  • ・振り仮名は「ふりがな」とあればひらがなで、「フリガナ」とあればカタカナで記載する
  • ・パソコンで履歴書を作成する場合は、氏名は大きめのフォントサイズにし、姓と名の間は1マス空ける
  • ・生年月日の和暦または西暦の表記は、履歴書全体で統一する

 

2.学歴

学歴は義務教育は省き、高校卒業以降の学歴を記載します。書き方のポイントは次の通りです。
 

  • ・学校名や学部、学科、コースなどは省略せずに正式名称で記載する
  • ・中退・休学・編入学などがあれば、年月ともに記載する
  • ・大学院などの研究内容などは応募先の仕事に役立つもののみ記載する

 

3.職歴

職歴はすべての入社・退社歴を時系列で記載します。書き方のポイントは次の通りです。
 

  • ・会社名・部署名・職位は省略せずに正式名称で記載する
  • ・業務内容は簡潔に記載する
  • ・部署異動や役職の変更があった場合も記載する
  • ・退職予定日が決まっている場合は「△月△日退職予定」と記載する

 
経歴が多く部署名や業務内容まで書ききれない場合は、部署異動や役職変更については省略し入社・退社歴のみを記載します。職歴が多くて書ききれないからといって職歴を省略すると、経歴詐称を疑われる可能性があるため注意しましょう。
 
学歴・職歴欄は空白期間がないように記載することが大切です。「就職活動をしていた」「資格の勉強をしていた」など、空白期間に何をしていたのか明記するようにしましょう。
 

4.免許や資格

仕事に生かせる免許や資格を正式名称で記載します。有効期限が切れていないか注意してください。
 
免許や資格を持っていない場合には、空欄にせず「特になし」と書いておきましょう。
 

5.自己PR

自己PRはこれまでの仕事で得た経験やスキルを今後の仕事にどう活かしていきたいか、自分の強みがわかるように記載しましょう。
 
記入欄に余裕がある場合には、仕事に活かせそうな趣味や特技を記載しておくと人柄が伝わりやすく先方の印象に残る可能性もあります。
 

6.日付

履歴書の日付は提出日(派遣登録日、ポスト投函日など)を記入します。
 
記載日ではない点に注意しましょう。
 

7.本人希望記入欄

本人希望記入欄は、希望する職種や希望する職場条件などを記載します。
 
ただし、条件を限定しすぎると仕事が見つかりにくくなるため、譲れない条件のみを記載するのがおすすめです。
 

8.志望動機

派遣会社に提出する履歴書には、志望動機の記載は必要ありません。
空欄が気になる場合は自己PRを記載しましょう。
 

| 顔写真

証明写真は3ヶ月以内に撮影したものを使用し、証明写真の裏面に氏名を書いて貼り付けます。
 
派遣会社に印象を伝える大事な項目のため、清潔感が伝わるように身だしなみを整えて撮影することが大切です。過度な加工や古い写真の使用は避けましょう。
 


派遣経験がある場合の職歴の書き方


 
派遣経験がある場合、職歴は派遣登録をした派遣元企業と実際に働いた派遣先企業を分けて書きます。ひとつの派遣会社に対して複数の派遣先企業を記載することが多いため、見やすく書くのがポイントです。
 
そのほかのポイントは次の通りです。

  • ・派遣会社への派遣登録は「派遣登録」と記載する
  • ・派遣先企業へ「入社」ではなく「就業」と記載する
  • ・派遣先企業から「退社」ではなく「派遣期間満了」と記載する
  • ・派遣をやめて正社員になった場合は「退職」、契約途中に自己都合で退職した場合は「一身上の都合により退職」と記載する
  • ・派遣先の企業名・部署名・業務内容は簡潔に記載する
  • ・派遣会社の登録解除は記載しない

 
守秘義務により履歴書に派遣先企業名や業務内容を記載できない場合、履歴書には次のように記載しましょう。
 
某大手IT会社(派遣先の業種)に派遣社員として就業。会社名および業務内容は、守秘義務の関係で記載できません
 
面接のときに会社名を聞かれたときも「守秘義務により、詳細はお伝えできません」と答えれば、基本的には問題ありません。
 
派遣経験がある場合の職歴の書き方について、具体例を用いて3パターン解説します。
 

| 1つの派遣会社から1つの派遣先で働いた場合

1つの派遣会社から1つの派遣先で働いた場合
 
1つの派遣会社から1つの派遣先で働いた場合は、派遣登録や派遣先企業、所属部署などは行を分けて記載します。
 
スペースが多く空いていると印象が悪くなることがあるため、業務内容や期間満了年月も行を分けて書きましょう。
 

| 1つの派遣会社から複数の派遣先で働いた場合

1つの派遣会社から複数の派遣先で働いた場合
 
1つの派遣先から複数の派遣先で働いた場合、派遣会社を記載したあと、就業順に派遣先企業を書いていきます。派遣先企業の横に就業期間(契約終了年月)を記載するとわかりやすいでしょう。
 
「派遣期間満了につき退職」という文言は、派遣先企業が変わるたびに記載する必要はありません。
 

| 複数の派遣会社から複数の派遣先で働いた場合

複数の派遣会社から複数の派遣先で働いた場合
 
複数の派遣会社に登録して複数の派遣先企業で働いた場合は、派遣会社ごとに派遣先企業を記載するとわかりやすいでしょう。
 
職歴が多くなるため就業期間や業務内容も同じ行に記載し、可能な限りコンパクトにまとめるのがおすすめです。記入スペースが少ない場合は「※詳細は職務履歴書に記載」として職務経歴書を添えて提出しましょう。
 

 


履歴書を書くコツ


 
履歴書の書き方を項目別に解説しましたが、全体を通して履歴書を書くコツを紹介します。履歴書を書くときのポイントは次の4つです。

  • ・基本に沿って書く
  • ・アピールポイントを作る
  • ・事実だけを伝える
  • ・省略せずに正式名称で書く

 

| 基本に沿って書く

履歴書は基本に沿って書くようにしましょう。履歴書の基本は次の通りです。
 

  • ・履歴書全体の和暦または西暦を統一する
  • ・時系列に沿って記載する
  • ・会社名は省略せずに正式名称で記載する(例:○○(株)→○○株式会社)
  • ・途中で会社名が変わった場合は「○○株式会社(現△△株式会社)」と記載する
  • ・正社員でない場合、雇用形態を明記する
  • ・部署異動があった場合、異動年月・異動先部署名を記載する
  • ・職歴はすべて省略せずに書く
  • ・最終行は右詰めで「以上」と記載して締めくくる

 
手書きの場合もパソコンの場合も、上記の点を意識して履歴書を作成してください。
 

| アピールポイントを作る

希望する仕事に就くためには、履歴書でアピールポイントを作ることが大切です。職歴欄はできるだけ具体的に書きましょう。
 
ただし、アピールしたいからといって業務内容をたくさん記入すると履歴書が見にくくなるため、希望する仕事や業務内容に合わせて1つにしぼるのがおすすめです。
 

| 事実だけを伝える

履歴書は正直に事実を伝えることが重要です。誤った情報を書くと経歴詐称に該当し、大きな問題に発展しかねません。職歴を勝手に減らす、経験年数を事実よりも増やすなど事実でないことを書いたり、華やかに見せたりするのはやめましょう。
 
経歴詐称をすると採用が取り消しになりかねないうえに、最悪の場合は罪に問われる可能性もあります。学歴や職歴は退学や空白期間などがあっても事実を伝え、経歴に自信がない場合は自己PRでカバーするのがおすすめです。
 
記載ミスによる経歴詐称を防ぐために、履歴書提出前にはしっかり確認をしましょう。
 

| 省略せずに正式名称で書く

履歴書では学歴や職歴、資格などすべて正式名称で記載し、省略しないようにしましょう。例えば、「H20」とはせず「平成20年」と書きます。
 
また、(株)や同上など、省略することも避けましょう。
 


派遣会社が履歴書をチェックするポイント


 
派遣会社は履歴書で人柄や経歴・スキルが派遣会社の持つ仕事にマッチするかを見ています。ここでは3つのポイントを詳しく解説します。

  • ・丁寧に書いてあるか
  • ・マッチする人材かどうか
  • ・生かせる経験やスキルがあるか

 

| 丁寧に書いてあるか

派遣会社は基本的に、履歴書で人柄を判断します。誤字脱字や記入漏れがあると、仕事も雑に取り組む人だと思われる可能性があるため注意が必要です。
 
派遣会社は派遣先企業に人材を紹介するため、自社の評判を下げないためにも良い人を紹介したいと考えています。仕事を任せても大丈夫だと思ってもらえるよう、提出前にケアレスミスがないか確認しましょう。
 

| マッチする人材かどうか

求めている人物や職歴にマッチするかどうかも、派遣会社が履歴書を通してチェックするポイントの一つです。職歴や学歴だけでなく自己PRを書いておくことで、よりマッチする派遣先企業を紹介してもらえる可能性があるでしょう。
 
自己PRや本人希望欄では、今までの経験やスキルをアピールするのもおすすめです。
 

| 生かせる経験やスキルがあるか

紹介先の仕事の中には、経験やスキルが必要とされるものもあります。紹介してもらえる仕事の幅を増やすためにも、経験や資格などがあれば、正確に記載しておくのがおすすめです。
 
例えば、事務系の仕事に就きたい場合、「秘書の経験がある」「秘書検定を持っている」など、希望する業務に関連する能力をアピールすることが大切です。
 


きちんと履歴書を作って派遣会社に応募しよう

派遣会社の履歴書は、志望動機と職歴の項目が一般の履歴書と異なるため注意しましょう。誤字脱字に注意し、誤った情報を書いたり経歴を華やかに見せすぎたりしないよう気を付けてください。
 
派遣の仕事が気になっている方は、ワポティがおすすめです。ワポティは履歴書・職務経歴書不要の求人情報サイトで、さまざまな職種や勤務形態の求人を掲載しています。
 
専任のコーディネーターが転職活動を徹底サポートするため、自分に合った仕事を効率よく見つけられるでしょう。登録も簡単なので、お気軽にご利用ください。

ワポティの登録はこちら


あなたにピッタリなお仕事探しを応援します!

氏名
住所
電話番号

カンタン登録についてはこちらをご覧ください

個人情報保護方針に同意して応募してください

あなたにピッタリなお仕事探しを応援します!

氏名
住所
電話番号

カンタン登録についてはこちらをご覧ください

個人情報保護方針に同意して応募してください