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介護福祉士の派遣の時給はどれくらい? 給与アップの方法も解説

公開日:2005.01.03

更新日:2025.01.07

介護業界では慢性的な人材不足の対策として、介護職の派遣に人気が集まっています。
資格を持たなくても介護職には就けますが、国家資格を持つ「介護福祉士」では給料も変わります。

● 介護福祉士派遣の時給相場を知りたい
● 介護福祉士派遣の時給を上げる方法を知りたい
● 介護福祉士の派遣を始める上での注意点を知りたい

これから派遣で働きたい介護福祉士の方に向けて、上記の疑問を解消する記事となっています。派遣での働き方を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

介護福祉士の派遣の給与相場はどれくらい?

 
厚生労働省の調査では、派遣における介護福祉士の給与額は月134,680円と算出されています。これを同データ内にある実労働時間92.6時間で割った場合、介護福祉士の1時間当たりの時給は約1,454円です。
 
介護派遣の求人を見ると時給1,100円から2,000円以上の案件まで幅広く確認できたため、実際の平均時給も調査と同程度の給与水準だと判断ができます。保有している資格や経験年数でも給与は変動するため、スキル次第では好条件で働くことも可能でしょう。
 
また、給与は地域でも変わるため、大都市と地方では年収に幅が出てくることも考えられます。
 
参考:厚生労働省「令和4年度介護従事者処遇状況等調査結果」
 

派遣社員が高時給と言われる3つの理由


  
派遣社員がアルバイトやパートよりも高時給と言われる理由については、以下の要因が考えられます。

1. 慢性的な人員不足の解消ができるから
2. 即戦⼒になる人手が欲しいから
3. ⼈材を採⽤する際の手間を抑えられるから

即戦力や人材不足を補うために、ほかの働き方よりも高い時給を設定していると言えます。それぞれ詳しく見ていきましょう。
 
 

1.慢性的な人員不足の解消ができるから

介護業界はどの施設も人手不足が懸念されており、高い給与でないと人が集まらないのが現状です。
 
高齢化社会に伴い介護サービスに対する需要も増えていますが、対策としての人材確保が間に合っていません。そのため慢性的な人材不足が悩みとして挙げられており、高時給案件により問題を解消したいと考える施設も多いとされています。
 
介護サービスの質を維持するためには、人員の確保が必須です。病気や産休などの急な欠員に際しても、派遣社員を雇用することでサービスの維持が可能になるため、高時給案件が途切れないと言えます。
 
 

2.即戦⼒になる人手が欲しいから

介護職において、国家資格を持つ介護福祉士の人気は高いと言えます。
 
介護福祉士は、実務経験や養成施設などを経てからでないと受験資格が得られません。このことから、介護福祉士は十分なスキルを有していると公的にも認められています。スキルや経験が少ない介護士だと臨機応変に対処できず、業務を広くカバーできません。資格を持ち、経験豊富な介護福祉士がいれば、高い時給でも獲得したい施設は多いと言えるでしょう。
 
介護福祉士は、実務経験や国家試験をクリアした知識・経験を備えているため、通常の派遣社員よりも即戦力として期待される職業と言えます。
 
 

3.⼈材を採⽤する際の手間を抑えられるから

派遣社員で採用すると、正社員の場合と比べて採用コストを抑えられます。
 
正社員を採用する場合は、求人広告や面接の実施、入社後の研修費用など採用までには多くの時間と費用が必要です。それに対し、派遣を採用する場合は派遣会社がほとんどの過程を担うため、企業側でも新たな時間と費用が捻出できます。派遣会社への手数料だけで済むことから、企業は他の業務へも注力できます。
 
採用コストを抑えられる上、時間の創出が可能になることから、多少高時給でも派遣を雇いたいと考える企業は多いでしょう。
 

介護派遣の時給を上げる5つの方法


  
他の職種よりも高い時給で働ける介護派遣ですが、さらに高い時給を望む場合は以下の方法がおすすめです。

1. 今よりも上位資格を取得する
2. 夜勤帯で働くようにする
3. 派遣会社に時給を上げてもらうよう交渉する
4. 新たに時給の高い勤め先を探す
5. 介護業界専門の派遣会社に登録する

それぞれ見ていきましょう。 
 
 

1.今よりも上位資格を取得する

介護士と呼ばれる人の中でも、介護福祉士は国家資格を持つ職業です。
 

そこから認定介護福祉士やケアマネージャーのような上位資格を取得すれば、今よりもさらに時給を上げられる可能性があります。
 
認定介護福祉士は、介護福祉士のリーダー的役割を担うマネジメント能力が必要な資格です。
 
民間資格になりますが、介護福祉士の経験が5年以上必要な点や、多職種との連携など、幅広い知識と技術が求められます。
 
ケアマネージャーは現場での介護担当を行う介護福祉士とは異なり、介護者のケアプラン作成や関係機関との調整役が主な役割です。介護サービスの選定や家族への情報提供など、介護サービス全般の業務遂行能力が求められます。
 
これらの資格があれば、好条件で迎えられ、高い時給で契約を交わせる可能性があります。
 
 

2.夜勤帯で働くようにする

夜勤帯で働くと、夜勤手当や日勤の時給に加えて、25〜50%高い時給が得られます。夜勤の時給が日勤より高く設定されている理由は以下の通りです。
  
● 肉体的、精神的な負荷が大きい
● 深夜は利用者の安全や緊急時にも対応しなければならない

 
夜勤では日中の業務に比べてライフサイクルが変わるため、心身のケアが必要です。それに加えて、深夜帯は緊急時に対応できるスタッフや施設が少ないため、介護福祉士には重要な役割が課せられます。
夜勤は残業手当よりも高時給が設定されているので、日勤で1日8時間働くよりも多くの収入を得ることができるでしょう。
 
 

3.派遣会社に時給を上げてもらうよう交渉する

派遣会社に交渉して、時給の見直しを検討してもらうのも1つの方法です。
 
コストを抑えることも企業経営では重要なため、こちらから交渉しない限りは、企業から時給アップを打診されることはほぼ期待できないでしょう。
 
交渉を行う際は、業務成果や就業中の勤怠状況に問題がないことが前提です。自身の持つスキルが時給に対して妥当な金額であるか、他の求人とも比べてから打診したほうが効果を望めます。
 
スキルに応じた時給が妥当でないと感じた場合は、派遣会社に相談して時給をアップできないか交渉をしてみましょう。
 
  

4.新たに時給の高い勤め先を探す

時給アップの交渉が難しい場合は、別の派遣先で勤めることも検討してみましょう。
 
今までの経験やスキルを評価してくれる施設が見つかれば、より高い時給で働くことが可能です。収入がアップすることでモチベーションの向上も期待できます。時給が高い施設では、高度なスキルが求められるため、最初は不安を感じるかもしれませんが、業務を続けることで自身のキャリアアップにもつながります。
 
 

5.介護業界専門の派遣会社に登録する

時給を上げる方法として、介護に特化した専門の派遣会社に登録することもおすすめです。
  
専門に特化した会社は、一般の派遣会社よりも介護業界における募集求人数が多く、高時給の案件も掲載されています。介護業界に関する知見が深い担当者も多いため、自分のスキルを活かせる求人も紹介してくれます。面談の際に、希望する求人に応募したい旨を伝えることで、多彩な案件の中から、より好条件の求人をすすめてくれるでしょう。
 

介護派遣における3つの注意点


  
時給が高い代わりに、派遣社員であることがデメリットになるケースを解説します。

1. ボーナスや退職金などがない
2. 正社員と比べて重要な仕事を任せてもらえない
3. 1つの職場で働き続けることが難しい

上記のポイントを踏まえて、キャリアプランの参考にしてください。
 
 

1.ボーナスや退職金などがない場合場がある

ボーナスや退職金は、契約期間や雇用形態により支給されないケースがあります。
派遣先企業の規定により、ボーナスの支給は一定以上の勤務日数や労働時間が条件となるためです。契約期間に制限がある派遣では、短期間の雇用だとボーナスの査定対象に入らないことがあります。
 
また、退職金も派遣期間により、給付資格に該当しないことが多いです。
 
介護派遣はほかの職種よりも高時給案件ですが、雇用形態が派遣だと、ボーナスや退職金の支給要件を得ることは難しいと言えるでしょう。
 
 

2.正社員と比べて重要な仕事を任せてもらえない

派遣社員は正社員と比べて、重要なポジションや裁量権を与えられません。それは、会社への貢献度に対する期待の違いから生じています。正社員は長期雇用のため、重要な仕事を任せられる人材と見なされますが、派遣は基本的に短期雇用です。雇用期間が短いため、重要なポストを任されても途中で業務から外れる可能性があります。
 
このことから、たとえ介護業界での経験が豊富であっても、責任を伴う仕事は任されないのが現状です。仕事へのやりがいやモチベーションの持続にはつながらないため、キャリアアップを目指すには正社員へステップアップする必要があります。
 
 

3.同じ職場で働き続けることが難しい

一般的な派遣は契約期間に制限があるので、同じ職場で働くことはできません。
 
最長3年しか働けず、契約期間が満了になると新しく派遣先を探すことになるため、施設の利用者とも離れることになります。その際、新しい職場では利用者の情報を一から覚えなおす必要があることも含まれます。
 
派遣は、人材不足や即戦力に対する人員補充が目的の雇用形態です。それは正社員のような昇給や昇進が期待できず、管理職へのステップアップは難しい働き方とも言えます。
 
もし同じ職場で引き続き働きたい場合は、無期雇用か紹介予定派遣で契約するなど、あらかじめキャリアプランを立てて契約することをおすすめします。
 

介護福祉士の派遣ならワポティ


 
ここまで介護福祉士が派遣で働いた場合の時給相場と、時給アップの方法を解説しました。
 
介護福祉士の派遣の時給はほかの職種よりも高い傾向にあり、派遣会社の選び方次第ではさらに時給アップを目指すこともできます。そのためには、自分のスキルや派遣で働く際のキャリアプランを再度見直すことが大切です。スキルを活かせる施設であれば、好条件の求人も期待できます。希望の働き方が見つかりますよう、派遣を検討する際は、ぜひこの記事をお役立てください。
 
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