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派遣とパートの違いは?向いている人や主婦/主夫におすすめの働き方も紹介

公開日:2024.04.27

更新日:2024.05.01

派遣とパートには、雇用形態や給料、勤務期間などの違いがあるほか、仕事に求める内容や給料により働き方が異なります。派遣とパート、どちらにもメリットがあるため、自分に合った働き方を見つけることが大切です。

本記事では、派遣とパートの具体的な違いや派遣、パート別に向いているタイプ、主婦・主夫は、派遣とパート、どちらが向いているかについてわかりやすく解説します。

派遣とパートの主な違いは?

派遣とパートの主な違いは?
 
派遣とパートには、雇用形態や勤務期間、仕事内容などさまざまな違いがあります。主な違いをまとめます。
 
派遣とパートの違い
 
ここからはカテゴリごとの違いについて、わかりやすく解説します。
 

| 雇用形態

派遣とパートでは、雇用主と就業先が異なります。基本的に派遣は間接雇用、パートは直接雇用です。
 
間接雇用とは、給料を支払う会社と実際に働く職場が異なる働き方を意味します。派遣の場合、雇用先は派遣会社ですが、実際は派遣会社から紹介された企業で働きます。仕事の指示は、派遣先企業が行います。
 
直接雇用とは、就業先と雇用契約を結ぶ働き方です。派遣のように間に企業が入らないため、希望や改善点、交渉などは、直接就業先と行います。
 

| 雇用期間

派遣は、基本的に契約期間があります。あらかじめ決められた期間が終われば、契約更新をするか、ほかの派遣先企業を紹介してもらいます。
 
また、派遣社員にはいわゆる「3年ルール」が設けられており、同じ事業所など同一の組織において3年以上働くことはできません。3年以上働きたい場合、正社員登用の制度などを利用し、派遣先の会社に直接雇用してもらうという方法があります。
 
一方、パートの場合は、有期雇用と無期雇用があり、無期雇用であれば雇用期間に定めはありません。有期雇用の場合、派遣と同じく契約の上限は3年です。厚生労働省によれば、有期雇用のパートを雇用しているのは企業全体の27.1%です。

※参考:厚生労働省|令和3年パートタイム・有期雇用労働者総合実態調査の概況
 
【関連記事】
派遣で3年以上働くことは可能? 3年ルールについて詳しく解説
 

| 仕事内容

派遣社員の仕事は、比較的高い専門性が求められるものや、さまざまな経験が必要とされることが多いです。特に事務職やオフィスワークなどは、求人募集の時点で必要なスキルが記載されていることも多く、自分に合った仕事が探しやすいでしょう。
 
仕事内容は派遣元と派遣先の契約に基づいて決められており、基本的にイレギュラーな業務は発生しません。派遣先は大企業であるケースも多く、スキルアップに関する研修が充実しているところもあります。
 
パートは、幅広い業種・職種の仕事の求人が出ているケースが多いです。派遣ほど専門性や経験を求められないことが多く、未経験からのチャレンジもしやすいでしょう。ただ、派遣ほど研修制度などが整っていない場合もあります。
 

| 給料

給料は、派遣のほうがパートより高く設定されているケースが多いです。理由として、派遣は高い専門性を求められることや、派遣元会社が保険料を支払うため、派遣先会社の負担が少ないことが挙げられます。
 
また、求人に関しても、パートの場合は、直接企業が求人広告費を払って応募をかけますが、派遣の場合、派遣元会社が求人広告費を払うため、派遣先企業は人件費を抑えることができます。
 
さらに、パートは時給制が一般的ですが、派遣は時給制だけでなく月給制での勤務もあります。例えば正社員型派遣なら、基本的には月給制です。
 
【関連記事】
正社員型派遣とは?一般的な派遣との違いや向いている人を解説
 

| 福利厚生

フルタイムで派遣社員として働く場合は、派遣元会社の福利厚生を受けられることが一般的です。さらに、パートよりも勤務時間が長く、給料が高いことが多いため、条件を満たしていれば派遣元会社が年末調整を行ってくれる場合もあります。
 
パートタイムの場合、勤務時間が短いことから企業の福利厚生を受けられないケースも少なくありません。ただし、派遣社員もパートも、条件を満たせば有給休暇は取得可能です。就業開始日から6ヶ月経過後、就業開始日から6ヶ月経過後に有給休暇が付与されます。
 

| 社会保険

派遣、パートの勤務形態に関わらず、条件を満たせば社会保険への加入が可能です。社会保険とは、健康保険・介護保険・厚生年金保険・雇用保険・労働者災害雇用保険の5種類を意味します。
 
社会保険に加入できる条件は、下記の通りです。
 
(1)契約期間が2ヶ月以上で、1週間および1ヶ月の所定労働時間が正社員の4分の3以上の人

(2)次の5つの条件をすべて満たす人

  • ・週の所定労働時間が20時間以上
  • ・所定内賃金が月額8.8万円以上
  • ・雇用契約期間が2ヶ月以上を見込んでいる
  • ・学生ではない
  • ・従業員数が101人以上の企業(100人以下の場合も、労使で合意がなされていれば加入)

※参考:政府広報オンライン|社会保険
 
ただし、2024年10月より、社会保険加入対象が拡大します。対象となる企業の従業員数が101人以上から従員数51人以上に変更となるため、覚えておきましょう。
 

派遣が向いている人

派遣が向いている人
 
派遣とパートの違いを理解したところで、ここからは自分に合った働き方を探していきましょう。まずは、派遣の働き方が向いている人について紹介します。次に当てはまる方は派遣が向いています。
 

  • ・収入を安定させたい人
  • ・何かあったときにフォローしてもらいたい人
  • ・規模の大きい企業に入りたい人

 
収入面やフォロー体制を求める方は、派遣が向いている可能性が高いです。
 

| 収入を安定させたい人

派遣社員はパートと比べると求められるスキルが高いことが多いため、給料も高くなりやすいです。仕事内容が契約で決められており、勤務日数も安定しています。そのため、安定した収入を得られるでしょう。職場によっては昇給の機会もあるため、やりがいを感じながら働けます。
 
また、派遣先との契約が満了した場合も、派遣会社がご自身に合った仕事を引き続き提案してくれることが多く、安心して働き続けられる環境があるといえます。
 
一方、パートの場合、短時間勤務やシフト制の仕事が多いため、休みなどの融通が利きやすいメリットはあるものの、人員の増減によって勤務日数が変動することもあります。「もっと働きたいのに、シフトに入れない」といったケースもあり、収入が安定しない可能性もあるでしょう。
 

| 何かあったときにフォローしてもらいたい人

派遣の場合、万が一、派遣先で何らかのトラブルが発生した場合も、派遣会社に相談できる環境があります。派遣会社がフォローしてくれるため、就業先に直接相談したり交渉したりする必要はありません。ハラスメントなど言いにくい内容も、第三者である派遣会社に気軽に相談できます。交渉に自信がないという方も心強いでしょう。
 
就業先に不満がある場合も、派遣会社に相談することで、派遣先を変えてもらえるケースがあります。派遣会社は、さまざまな企業の案件を持っているため、スキルや経験に合った派遣先を紹介してくれるでしょう。
 
自分で求人を探し、一から応募、面接と進める必要もなく、休職中もフォローが受けられます。
 

| 規模の大きい企業に入りたい人

派遣先の会社は派遣会社に依頼し、従業員を確保できる会社です。つまり、資金に余裕があり、大きな規模の会社といえます。業務内容や勤務時間などの選択肢も幅広く、自分のスキルを活かして経験を積むことができるでしょう。
 
基本的に、規模の大きな会社ほどフォローや研修体制が手厚い傾向にあります。有期派遣の場合は、同一組織で3年しか働けないルールがあるものの、大企業での就労経験は、その後の転職活動にも有利に働くでしょう。
 
正社員ではなかなか入社が難しいような大企業や有名企業も、派遣であれば、採用されやすい傾向にあります。経験を活かして自分のスキルアップ、キャリアアップを考えていけるでしょう。
 

パートが向いている人

パートが向いている人
 
パートが向いている人は次の通りです。
 

  • ・未経験でも新しいことに挑戦したい人
  • ・家の近くで働きたい人
  • ・長期間安定して働きたい人

 
それぞれわかりやすく解説します。
 

| 未経験でも新しいことに挑戦したい人

派遣社員と比べた場合、パートの求人は未経験を歓迎するものが多いです。接客業や事務職、コールセンターなど求人の業種も豊富なため、「新しいことにチャレンジしたい」「経験や資格はないが、頑張って稼ぎたい」という人におすすめの働き方といえるでしょう。
 
また、無期雇用の求人が多く、雇用期間に制限がないため、長く働き続けることを想定し、一から丁寧に教えてもらえる職場もあります。数は少ないもののパートから始まり、勤務態度などを認められて正社員として採用される可能性も考えられます。
 
正社員勤務を検討している人は、求人を探す際に、正社員登用制度の有無や制度が活用された実績の有無についてもチェックしておきましょう。なお、派遣にも正社員登用制度を設けている求人があります。
 
正社員登用実績のある派遣のお仕事はこちら
 

| 家の近くで働きたい人

派遣よりもパートのほうが、求人の数が多い傾向にあります。中には自宅に近い求人が掲載されていることもあるでしょう。
 
また、パートの求人を出す企業としては「できるだけ近くの人に来てほしい」と考える傾向があります。企業にとって交通費の負担などが少なくて済むためです。働く側としても、通勤時間が短ければ身体への負担も減るため、双方にとってメリットがあるといえるでしょう。
 
さらに、パートの場合、「週1〜2回」「土日のみ」といった短時間の求人も見つけやすい傾向にあります。家の近くでうまく求人を見つければ、仕事を掛け持ちし、効率よく稼ぐこともできるでしょう。
 

| 長期間安定して働きたい人

派遣の場合、基本的に「同一組織で3年以上働くことはできない」というルールがあります。無期限のものもありますが、一般的には有期派遣です。厚生労働省によると、平成30年12月末時点では、78.6%が有期派遣であるとわかっています。
 
一方、パートは無期雇用が一般的です。長期で働きたい方は、雇用期間の定めがないパート勤務を選ぶことで、安定して働き続けることができます。派遣に比べて専門性のある仕事を任される場面は少なく、誰かに代わってもらいやすいため、職場の理解があれば長期間の休みを取ることも比較的容易です。
 
「休みをもらいすぎて職場に居づらい」と感じることなく、長期的に働き続けられるのも、パートの特徴といえるでしょう。環境を変えずに同じ仕事を続けたい人はパートがおすすめです。
※参考:厚生労働省|労働者派遣の現状について(全般)
 

主婦/主夫は派遣とパートどっちがいい?

主婦/主夫は派遣とパートどっちがいい?
 
主婦・主夫にとって、家事と仕事の両立は大きな課題です。ここでは4つの働き方を紹介します。

派遣とパート、どちらが自分に合っているのかを確認してみてください。
 

| 在宅ワークをしたい場合

在宅ワークをしたい場合は、派遣がおすすめです。派遣の場合、研修体制が整っているケースが多く、トラブル時もしっかりサポートしてもらえます。在宅での案件を希望すれば、紹介してもらえることも多いです。
 
また、派遣は「経験」を活かせる職場に派遣されるのが一般的です。例えば、Web系のスキルや経験を持っていれば、リモートワークなどに対応した職場に派遣される可能性も高くなるでしょう。
 
派遣会社には、それぞれ得意分野があります。在宅ワークに強い派遣会社を探し、担当者に自分の情報や希望条件をしっかりと話すことで、希望に添う案件を紹介してもらえるでしょう。
 

| 柔軟に働きつつ家計を安定させたい場合

柔軟に働きつつ家計を安定させたい場合は、派遣がおすすめです。派遣は正社員に比べると柔軟に働けるうえに、パートよりも収入が高い傾向にあります。
 
正社員の場合、責任のある仕事を任されることが多く、「休みたくても休めない」「休みづらい」と感じてしまうタイミングも少なくありません。例えば、子どもが熱を出したり体調が悪くなったりしても、簡単には休めない可能性があるでしょう。
 
パートの場合、比較的簡単に休めますが、高い収入は望めません。柔軟な働き方と収入のバランスを期待する場合、パートよりも派遣のほうが向いているといえるでしょう。
 

| 扶養内で働きたい場合

扶養内で働きたい場合は、パートがおすすめです。派遣社員の場合、フルタイムの雇用が一般的です。派遣会社に扶養内での勤務希望を伝えることはできるものの、対応している求人が絞られるため、希望の勤務地ではない場所を提案される可能性もあります。
 
一方、パートであれば、すでに扶養内で勤務している人がいるケースも考えられます。最初から「扶養範囲内での勤務OK」という条件の会社も多く、そうではない場合も、希望を伝えればシフトを調整してくれるところも多いです。
 
残業がないことも多く、所得のコントロールがしやすい点も、パートで働くメリットです。
 

| 40代〜50代で仕事復帰を考えている場合

40〜50代で仕事復帰を考えている場合は、パートがおすすめです。パートの場合、採用には年齢が関係ないケースが多く、求人数も派遣より多いことから仕事を見つけやすいでしょう。
 
派遣の求人は年齢が高くなるにつれ、少なくなる傾向にあります。40代・50代は、会社においてリーダーシップを求められる年齢層です。管理職のような役割を派遣に任せるケースは少ないことから、より求人の幅が狭くなります。
 
ただし、将来正社員として働くことを想定している場合、ある程度のスキルを持っている場合は、紹介予定派遣などを活用し、派遣から正規雇用の道に進む方法もあります。40代・50代・60代の仕事探しについては、次の記事を参考にしてください。
 
【関連記事】
【40代・50代・60代必見】中高年の仕事探しに必要なこと
 

派遣とパートの違いを理解して自分にあった働き方を見つけよう

派遣とパートの違いを理解して自分にあった働き方を見つけよう
 
派遣は専門性が求められる一方、パートよりも高い給料が得られたり、社会保険や福利厚生面が手厚かったりするメリットがあります。パートの場合は、無期雇用が多いため、家の近くで長期的に働きたい、扶養内で働きたい人向けです。
 
スキルアップやキャリアアップを考えている方や、紹介予定派遣などの正社員登用制度を活用したい方は、ワポティがおすすめです。ワポティでは、専任のコーディネーターが転職活動を徹底サポートします。派遣の仕事をお探しの方は、お気軽にご相談ください。
 
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