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人材派遣会社の営業の仕事内容とは?メリットとデメリットも紹介

公開日:2024.02.13

更新日:2024.02.15

人材派遣会社の営業職と聞くと、どのような業務をイメージするでしょうか。
営業といっても、人材紹介サービスを提供する営業と、自社商品を売る営業とでは求められるスキルが異なります。

この記事では、

  • 人材派遣営業職に興味がある
  • 人材派遣営業の業務内容を知りたい
  • 人材派遣営業に必要なスキルを知りたい

  • 上記の人向けに、人材派遣営業職の内容を詳しく解説します。メリット・デメリットも合わせて解説しますので、就職・転職活動にご活用ください。

     


    人材派遣業界の営業職はどんな仕事?

    人材派遣会社の営業職は「人材不足で困っている企業へ派遣サービスを提案する仕事」です。
    業務効率を重視し、常に改善を模索している企業が対象です。
     
    新規顧客の開拓、既存契約企業への人材派遣を主な業務とし、就業中の派遣スタッフへのフォローも業務の一環となります。ヒアリング能力と業界分析など、求められるスキルも幅広い職種と言えるでしょう。
     
    また、求職者に向けて、派遣会社を紹介する業務も兼ねています。円滑な業務遂行に向けて、派遣会社・派遣先企業・派遣スタッフをつなぐ橋渡し役を担う職業です。


    人材派遣会社の営業の主な仕事内容

     
    人材派遣会社の営業職が行う業務は主として、5つの内容に分かれます。

    1. 書類作成
    2. 外回り営業
    3. マッチング業務
    4. 派遣社員のフォロー業務
    5. 派遣先企業へのフォロー

    新規開拓だけでなく、既存のクライアント企業や派遣スタッフのフォローなど、業務内容も多岐にわたります。
      

    1.書類作成

    営業先のリストアップから始まり、社外プレゼン資料や社内用の書類(報告書)作成が必要です。
     
    プレゼン用の書類としては、市場動向や雇用状況を精査・分析したデータをもとに、顧客の問題解決するための書類を作成します。個人だけでなく組織として戦略的に営業を行うケースもあるため、書類作成には業界や事業に対する知見も必要になります。
     
    社内向けとしては、派遣スタッフの勤怠状況や営業先の商談内容を報告する書類が必要です。派遣会社によりますが、書類作成は営業ではなく、営業事務や営業アシスタントがサポートを行う場合もあります。
     

    2.外回り営業

    外回り営業では、一般的にアポ取りした企業を訪問します。
    以前は飛び込み営業を重視していましたが、最近では営業リストをもとにアポを取ってからの訪問が多くなりました。営業先企業を調査し、最適な提案を行うことで成約率のアップが見込まれるためです。
     
    飛び込み営業とアポ取り営業を併用している派遣会社もあります。営業用のパンフレットや名刺を置くことで自社の認知度が上がるため、その後商談に至るケースも考えられるからです。訪問回数を増やし興味を持ってもらう方法は、派遣業においても有効な営業スキルと言えます。
     

    3.マッチング業務

    マッチング業務は、顧客の要望に叶う人材を登録スタッフの中から選出することです。
    業務の効率化やコスト削減など、顧客の悩み解消につながる交渉は、営業としても重要な業務になります。
    そのため、ミスマッチが起きると顧客の信頼を損ねることになり、取引自体にも支障が出かねません。そうならないためにも、普段から顧客とスタッフ双方に対してこまめなヒアリングが必要とされています。
     

    4.派遣社員のフォロー業務

    派遣業務に就いたスタッフへのフォローも大事な業務です。
    派遣先では思っていた業務とかけ離れた状況に出くわすため、定期的なヒアリングを行い、業務改善に取り組むことが求められます。派遣社員に不満が出ると離職にもつながるので、営業スキルと同様に重要な業務と言えるでしょう。
    こまめなヒアリングを行うことで、派遣スタッフも安心して働くことにつながり、派遣先の労働環境改善にも貢献できます。
     

    5.派遣先企業へのフォロー

    派遣社員だけでなく、派遣先企業へのフォローも重要です。
    派遣社員の勤務状況を確認することで、遅刻や無断欠勤などのトラブルも未然に対応できます。また派遣先企業の悩みをヒアリングし解消ができれば、人員追加や他部署への派遣といった後々の営業にもつなげられます

     
     

    人材派遣営業の年収相場はどれくらい?

    営業職の年収は業界によって異なりますが、人材派遣会社ではどれくらいの年収が得られるのでしょうか。

    マイナビエージェント調べによると、人材派遣会社での平均年収は約376万円とされています。これは業界での平均相場となっており、すべての職種が含まれています。営業職になるとインセンティブや賞与で多少変わりますが、年収はおよそ400万〜500万円ほどと言われています。大手企業のトップ営業マンになると年収800万〜1,000万円の人も存在するため、成果次第では大きく差が出るようです。
     
    参考:マイナビエージェント
     

     
     

    人材派遣営業の3つのメリット

     
    派遣会社の営業職に就いた際は、専門スキルや直接感謝を伝えられるなど、3つのメリットがあります。

    1. 法人営業のキャリアを積める
    2. コミュニケーション能力や交渉力が身につく
    3. 身近な場面で感謝されることが多い

    それぞれ解説します。
     

    1.法人営業のキャリアを積める

    人材派遣で営業を続けていくと、法人営業のキャリアを積めます。
    法人営業では、取引先企業に利益をもたらす提案力が必要です。契約を成立するためには、企業の課題や問題点を分析し、解決するための能力を身につけなければなりません。個人営業と違い事業規模も大きいため、高度な専門スキルが身につきます

    雇用されている派遣会社からのキャリアパスが明確なら、法人営業を通して資格も取得しやすくなります。派遣会社から専門スキルの取得を道筋立てて提示されることで、資格取得に向けて活動しやすくなるためです。「キャリアコンサルティング技能士」や「中小企業診断士」といった資格にも挑戦できるため、自身のキャリアアップにもつながります

     

    2.コミュニケーション能力や交渉力が身に付く

    営業業務をこなしていくうちに、コミュニケーション能力や交渉力が自然と身につきます。
    営業では業界を隔てず、多種多様な企業に対応した営業スキルが必要です。企業の課題や問題を解決するための提案、時にはマニュアル以外の対応も必要となります。
    能動的に動く工夫も必須なため、行動力も身につくでしょう。経験を重ねることで、さまざまな場面に対応できる能力が身につけられます
     

     

    3.身近な場面で感謝されることが多い

    営業でやりがいを感じることの1つに、相手からの感謝が挙げられます。
    営業は顧客と派遣スタッフ双方との橋渡し役です。例えば「企業の業務効率化に貢献できないか」「派遣スタッフから悩みを相談された」といった問題に上手く対処できれば、双方から信頼を得られるでしょう
    不満や不安を解消することで、円滑な業務にもつなげられます。

     
     

    人材派遣営業の3つのデメリット

     
    派遣営業のデメリットには、ストレスを感じる業務や自由な時間を確保できないといった点が挙げられます。

    1. テレアポや飛び込み営業にストレスを感じる場合がある
    2. 派遣スタッフのフォローが大変である
    3. 休日出勤が起きる可能性がある

    派遣会社で働く際は、上記の問題に対応するスキルの習得も避けては通れません。

     

    1.テレアポや飛び込み営業にストレスを感じる場合がある

    契約を取るためには、取引のない企業にも積極的に営業をかける必要があります。
    しかし、新規営業のためにテレアポや飛び込み営業をかけても、なかなか契約に至らないケースも日常茶飯事です。契約まで何回も断られるなど、成約まで時間がかかることもストレスが絶えない要因と言えるでしょう。ノルマが多く設定されていると、メンタル面にも大きく負荷がかかります。
     
    また、外回り営業に1日費やすことも多いため、体力も必要です。派遣営業は精神面・体力面でストレスを受けやすい職業と言えるでしょう。

     

    2.派遣スタッフのフォローが大変である

    企業との契約後も、就業中の派遣スタッフに対するフォローが必要です。
    契約にない指示を受けたり、パワハラが横行していたりと、実際に勤めてから発生する問題も多々あります。派遣スタッフから相談や要望を受けた場合、働きやすい職場環境への改善活動に努めなければなりません
     
    また、派遣スタッフだけでなく、派遣先企業からのクレームも考えられます。
    就業後、派遣スタッフのスキル不足や、遅刻や無断欠勤など勤務状態に問題がある事態にも対処しなければなりません。
     

    3.休日出勤が起きる可能性がある

    トラブルが発生した場合は、昼夜問わず派遣先企業のクレームに対応する必要が出てきます。
    クレームが平日の営業時間内にくるとは限りません。緊急時になると、夜中や休日出勤になる可能性も考えられます。後日、代休という形で補填されるとしても、時間外労働を強いられるため、本人の負担が重くなり、離職率が上がる要因にもなっています。
     
    原因が自分にないことから、休日出勤に対して寛容でないと営業職を続けるのは難しいかもしれません。
     


    人材派遣営業として活躍するための3つのコツ

     
    人材派遣営業として働く場合は、以下、3つのコツを意識して働くことをおすすめします。

    1. 市場の動向や業界について調査する
    2. クライアントの立場になって提案をする
    3. 素早い対応を心がける

    上記の対応力は他の職種にも活かせるため、キャリアアップにつなげられるでしょう。
     

    1.市場の動向や業界について調査する

    営業では、常に業界や市場の動向を注視することが重要です。
    特に業績が好調な企業は人材が不足し、採用を追加検討する可能性が出てきます。それまでにしっかりと知見を蓄えておくことで、適切な提案が可能となり取引を優位に持っていくことができます
    営業先は業種問わず多種多様なため、普段から市場動向をチェックしておくことが大切です。
     

    2.クライアントの立場になって提案をする

    人材派遣での営業では、提案型営業が重要と言われています。
    理由としては、相手のニーズや課題に焦点を当て問題を解消することで成約率が高まるからです。クライアントの立場になって提案ができれば相手からも信頼を得られ、必要な契約として認識されます。クライアントの潜在的な課題を解消することで、商談もスムーズに進められるでしょう。
     

    3.素早い対応を心がける

    ビジネスで信頼を得たい場合は、相手からの連絡には素早い対応を心がけましょう
    対応が早ければ早いほど行動力を評価され、信頼も得やすくなります。メールやチャットであれば、遅くとも当日以内に返信したいところです。
    返信はなるべく早く対応することが望まれますが、もし難しい場合は、いつまでに返信をするといった連絡だけでも効果があります。必要に応じて「電話をかける」「直接赴く」行動で安心感を与えることもできます。
    クライアントに対する素早い対応は、人材業界未経験の人でも信頼を得やすい方法の1つです。他社との差別化にもなりますので、普段から心がけることをおすすめします。
     


     

    まとめ

     
    この記事では、人材派遣営業の仕事内容について詳しく解説しました。
    営業では「クライアントへの提案営業」「派遣先企業と派遣スタッフ双方へのフォロー」といったスキルが必要になります。業務内容が厳しい面もありますが、身につくスキルもキャリア構築には有利なものばかりです。
    もし人材派遣営業に興味があるなら、ぜひ挑戦してみてください。

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