働き方
主婦の在宅ワーク完全ガイド|おすすめ職種12選・収入相場・詐欺の見分け方まで解説
公開日:2026.06.02
更新日:2026.06.02

子育てや家事の合間に自宅で働きたいと考えたとき、在宅ワークは有力な選択肢のひとつです。ただ「思っていたより稼げない」「怪しい求人が多い」という声も少なくなく、始める前に知っておきたいポイントがいくつかあります。この記事では、未経験の主婦が在宅ワークを始めるための職種選びや収入の現実、詐欺対策から、「在宅が向いていない人」の特徴と代替案までをまとめて紹介します。
目次
- 主婦の在宅ワーク、実際の月収はいくら?現実のデータから見る
- 主婦が在宅ワークをするメリット・デメリット
- 未経験の主婦でも始めやすい在宅ワーク6選
- データ入力(月1〜5万円、パソコン基本操作のみ)
- 文字起こし・テープ起こし(100円/分〜、PC必須)
- アンケートモニター・商品モニター(月数千〜1万円、お小遣い向き)
- コールセンター・チャットオペレーター(時給1,000〜1,400円、マニュアルあり)
- 内職(シール貼り・袋詰め、月2〜4万円、PC不要)
- オンライン採点・添削(時給1,000〜1,500円、教える経験があれば)
- スキルを活かして稼ぐ在宅ワーク6選
- Webライター(0.3円/文字〜、月3〜10万円が現実的)
- オンライン秘書(月5〜20万円、事務経験者向き)
- 動画編集(1本3,000〜10,000円、スクールで3ヶ月〜)
- Webデザイン(バナー3,000〜8,000円/枚、スクールで6ヶ月〜)
- 翻訳・通訳(20〜30円/ワード、英語力が必要)
- オンライン家庭教師(時給2,000円〜、大学受験経験者向き)
- そのほか主婦に人気の在宅ワーク(SNS運用代行・ハンドメイド・アフィリエイト)
- 在宅ワークを始めるための3ステップ
- 注意!在宅ワーク詐欺の手口と見分け方
- 在宅ワークに向いていない人が知っておきたいこと
- 扶養内で無理なく働くための「ママ向け派遣」という選択肢
主婦の在宅ワーク、実際の月収はいくら?現実のデータから見る

「在宅ワークで月20万円」という広告を目にすることがありますが、実態とは大きくかけ離れていることも少なくありません。期待値を正しく設定するために、まずは現実の数字から確認していきます。
| 在宅ワーカーの収入実態(月5万円未満が6割以上)
主婦資格ナビの調査(202名対象)では、在宅ワークで実際に得ている月収が「5万円未満」と回答した主婦が全体の6割以上を占めています。月5万円未満は手取りに換算すると月4万円台で、家計の補助や子どもの習い事代といった用途には十分ですが、家計の主軸を担う水準ではありません。
また厚生労働省関連の調査でも、月収9万円以下のワーカーが全体の約46%を占めるという結果が報告されています。厚生労働省のホームワーカーズウェブでは、在宅ワークの仕事探しや契約時の注意点をまとめて確認できるため、求人を選ぶ前に一度目を通しておくと安心です。
| 扶養内(103万・130万)との関係と確定申告の基準
在宅ワークの収入が増えると、夫の扶養から外れる可能性が出てきます。給与所得ではなく業務委託の報酬として受け取る場合、年48万円(基礎控除額)を超えると所得税の課税対象になり、年20万円を超えると確定申告が必要です。社会保険上の扶養(130万円の壁)は給与・業務委託の合算で判断される点にも注意が必要です。
月5〜8万円台で収入を抑えれば、年間60〜90万円程度となり扶養内に収まりやすくなります。月10万円を超えるペースで稼ぐ場合は、社会保険料・所得税を含めた手取り計算をシミュレーションしておくと安心です。
| 月5万〜10万を目標にするなら何の仕事がいいか
月5万〜10万円のレンジで現実的に到達しやすいのは、データ入力やオンライン秘書、Webライター、コールセンター(在宅)など、継続案件が安定して取れる職種です。アンケートモニターや商品モニターのみではこの金額に届きにくく、複数の仕事を組み合わせる人も多くいます。
主婦が在宅ワークをするメリット・デメリット

在宅ワークには「自由に働ける」という大きな魅力がある一方、長く続けるうえで気をつけたい側面もあります。両方を把握したうえで判断しやすくするために、メリットとデメリットを整理します。
| メリット3つ(時間の自由さ・通勤ゼロ・育児と両立しやすい)
在宅ワークの最大の魅力は時間の自由度の高さです。保育園のお迎えまでの2〜3時間や、子どもが寝た後の夜の時間など、生活リズムに合わせて働きやすくなります。通勤時間がゼロのため、移動の負担や交通費の心配もありません。さらに自宅で働けることで、子どもの急な体調不良にも対応しやすい点は子育て中の主婦にとって大きな利点です。
| デメリット3つ(収入不安定・孤独感・自己管理が難しい)
一方で、案件が途切れると収入がゼロになる月もあるなど、収入が安定しにくいというデメリットがあります。また同僚と顔を合わせる機会がないため、孤独を感じやすい、社会との接点が薄れるという声も多く聞かれます。家事や育児と仕事の境界が曖昧になり、自己管理が思った以上に難しいという点も意識しておきたい部分です。
| 在宅ワークに向いている人・向いていない人
在宅ワークに向いているのは、コツコツ作業に取り組める人、自分でスケジュールを管理できる人、一人の時間を苦痛に感じない人です。一方で、人と話すことでモチベーションが上がる人や、毎日のリズムに区切りが欲しい人は、通勤型の仕事の方が向いているケースもあります。
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未経験の主婦でも始めやすい在宅ワーク6選

ここからは特別なスキルや実務経験がなくても挑戦しやすい在宅ワークを6つ紹介します。それぞれの収入目安と必要なものを確認しながら、自分の生活スタイルに合う仕事選びの参考になれば幸いです。
| データ入力(月1〜5万円、パソコン基本操作のみ)
名刺情報や顧客情報をExcelに打ち込んだり、紙のアンケート結果を電子化したりする仕事です。1件あたり0.1円〜の単価設定が多く、コツコツ続けて月1〜5万円が現実的なレンジです。タイピング速度に自信がついてくると効率が上がり、収入アップも期待できます。クラウドソーシングサイトに登録して案件を探すのが一般的です。
| 文字起こし・テープ起こし(100円/分〜、PC必須)
会議録音や講演音声を文字に書き起こす仕事で、相場は1分あたり100円前後です。60分音声で約5,000円が目安となります。医療や法律など専門知識が求められる分野では単価が2〜3倍になることもあります。耳から入る情報を正確に文字化する集中力が求められるため、静かな作業環境を確保できる人に向いています。
| アンケートモニター・商品モニター(月数千〜1万円、お小遣い向き)
スマホで簡単に取り組めるアンケート回答や、新商品を試して感想を送る仕事です。1件あたり数十円〜数百円が中心で、月数千円〜1万円程度の収入になります。本業として稼ぐには物足りませんが、家事の合間や寝かしつけ後のちょっとした時間を有効に使える点が魅力です。
| コールセンター・チャットオペレーター(時給1,000〜1,400円、マニュアルあり)
在宅のままで企業のお問い合わせ対応を行う仕事です。時給1,000〜1,400円とまとまった収入になりやすく、シフト制で週2日からといった柔軟な働き方が選べる案件も多くあります。PCとヘッドセット、安定したインターネット環境が必須で、マニュアルや研修が整っているため未経験から始めやすい仕事のひとつです。
| 内職(シール貼り・袋詰め、月2〜4万円、PC不要)
古くから主婦の在宅仕事として親しまれてきた内職は、シール貼りや袋詰めなど手作業中心で月2〜4万円程度が目安です。厚生労働省の家内労働制度では、家内労働者数は約8万5,000人にのぼり、そのおよそ9割を女性が占めていると報告されています。委託者には工賃の適正な支払いなどが義務付けられているため、契約時に条件を確かめておくと安心です。
| オンライン採点・添削(時給1,000〜1,500円、教える経験があれば)
通信教育や塾の答案を採点したり、生徒の作文を添削したりする仕事です。子育てや過去の塾講師経験が活きやすく、時給1,000〜1,500円と比較的安定した報酬が期待できます。繁忙期は受験シーズンに集中するため、生活リズムに合わせた稼働がしやすい仕事です。
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スキルを活かして稼ぐ在宅ワーク6選

前職の経験や、これから学ぶ意欲があれば、月10万円以上を目指せる在宅ワークもあります。ここではスキル系の代表的な6職種を紹介します。
| Webライター(0.3円/文字〜、月3〜10万円が現実的)
Webメディアやコラム記事の文章を書く仕事で、文字単価は初心者で0.3〜0.5円、中級者で1〜3円が目安です。5,000文字の記事を月4本書けば1〜6万円ほどになります。ジャンルの専門性や継続案件の有無で収入が大きく変わるため、自分の経験を活かせる分野を選ぶのがポイントです。
| オンライン秘書(月5〜20万円、事務経験者向き)
経営者や個人事業主のスケジュール調整、メール対応、資料作成などをリモートで支援する仕事です。時給1,000〜1,200円が一般的で、月5〜20万円のレンジが期待できます。前職で営業事務や秘書経験がある人にとっては、ブランクからの復帰先として人気の高い職種です。
| 動画編集(1本3,000〜10,000円、スクールで3ヶ月〜)
YouTubeやSNS向けの短尺動画を編集する仕事で、SNS向け1本3,000〜10,000円、長尺動画なら1〜3万円が相場です。基礎を身につけるには3〜6ヶ月のスクール学習が必要ですが、需要が伸び続けている分野のため、学ぶ価値の高い領域です。
| Webデザイン(バナー3,000〜8,000円/枚、スクールで6ヶ月〜)
バナー制作やLP制作などを手がけるWebデザインの仕事です。バナー1枚3,000〜8,000円が目安で、慣れれば月10万円以上の収入も視野に入ってきます。Photoshop・Illustrator・Figmaなどのツールに習熟する必要があるため、半年程度の学習期間を見ておくと安心です。
| 翻訳・通訳(20〜30円/ワード、英語力が必要)
英語以外にも中国語・韓国語・フランス語など、希少性の高い言語ほど単価が上がりやすい分野です。一般文書の翻訳で1ワード20〜30円、時給換算で2,000〜4,000円が相場です。TOEIC800点以上などの語学力があれば、出産前の経験を活かしてキャリアを継続することができます。
| オンライン家庭教師(時給2,000円〜、大学受験経験者向き)
ZoomやSkypeを使って小中高生にマンツーマンで授業をする仕事です。時給は2,000円前後で、難関大の出身者なら3,000円以上の案件も狙えます。夕方〜夜の時間帯に集中するため、子どもの就寝後に働きたい主婦にとっては相性のよい仕事です。
| そのほか主婦に人気の在宅ワーク(SNS運用代行・ハンドメイド・アフィリエイト)
上記の6職種以外にも、SNS運用代行(インスタ・X等の投稿代行で月3〜20万円が目安)、ハンドメイド販売(minne・メルカリでオリジナル作品を販売)、アフィリエイト・ブログ(収益化までに6〜12ヶ月程度が必要だが、軌道に乗れば資産型の収入になる)といった選択肢も主婦の間で人気を集めています。自分の趣味や得意分野と相性のよい仕事を選ぶと、長く続けやすくなります。
在宅ワークを始めるための3ステップ

在宅ワークを始めるには、いきなり求人に応募する前に少しだけ準備をしておくとスムーズです。ここでは無理なく踏み出すための3ステップを紹介します。
| STEP1 環境を整える(PC・インターネット・作業スペース)
まず必要なのは、ノートPC1台と安定したインターネット回線、家族の気配が少ない作業スペースです。スマホだけで完結する案件もありますが、本格的に取り組むなら最低限のPC環境があると仕事の幅が一気に広がります。子どもがいる家庭では、子どもの様子を見守りつつ集中できる場所をどこに作るかも大切な検討事項です。リビングの一角にL字デスクを置く、寝室の隅にコンパクトな作業机を置くなど、家族の生活動線とぶつからない工夫が長続きのコツになります。
| STEP2 安全な求人を探す(クラウドソーシング・在宅ワーク専門求人サイト)
求人を探す場所としては、クラウドワークス・ランサーズなどのクラウドソーシングサイト、ママワークスなどの在宅ワーク専門求人サイトが代表的です。公的機関では厚生労働省の在宅ワーク適正実施ガイドラインが公開されており、契約時にチェックしたいポイントが具体的にまとまっています。求人選びの判断基準として活用するのもよい方法です。
| STEP3 最初の仕事を受注して実績をつくる
クラウドソーシングでは、過去の実績件数や評価が次の案件獲得に直結します。最初は単価が低くても、ひとつずつ確実にこなして高評価を積み上げていくことが、次の案件獲得につながります。3〜5件こなしたあたりから、徐々に単価の高い案件にも応募できるようになります。
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注意!在宅ワーク詐欺の手口と見分け方

在宅ワークの世界には、残念ながら主婦の働きたい気持ちにつけ込む悪質な業者が存在します。代表的な手口と、安全な仕事の見分け方を整理しておきます。
| よくある詐欺の手口(初期費用請求・過大報酬・登録料)
代表的な手口は3つです。
1つ目は「教材費」「ツール代」など名目を変えて初期費用を請求するもの。
2つ目は「誰でも月20万円」と過大な報酬を約束するもの。
3つ目は仕事を始める前に登録料・保証金を求めるものです。
厚生労働省のインチキ内職被害防止に関する情報でも、こうした手口の特徴と対処法が詳しく紹介されています。怪しいと感じた時は契約前に情報を確認するのがおすすめです。
| 怪しい求人の6つのチェックポイント
怪しい求人を見分ける目安としては、
(1)初期費用を要求される
(2)仕事内容の具体的な説明がない
(3)報酬が相場より極端に高い
(4)会社の住所や代表者名が不明瞭
(5)契約書を交わさずに作業を進めようとする
(6)SNSのDMだけで完結しようとする
の6点が挙げられます。これらに当てはまる求人は避けたほうが無難です。
| 安全な仕事探しの具体的な方法(厚生労働省・ハローワーク活用)
安全な仕事を探すには、厚生労働省が運営する公的サイトや、自治体のハローワーク、運営歴の長い大手クラウドソーシングサイトを利用するのが基本です。契約前には業務内容・納期・報酬・支払日が書面で明示されているかを確認しておくのがおすすめです。家族や知人にも相談したうえで判断するのも安心につながります。
「在宅ワーク=危ない」というわけではなく、正しく見分ければ安全に続けられる働き方です。
在宅ワークに向いていない人が知っておきたいこと

在宅ワークは便利な反面、誰にでも向いている働き方ではありません。実際に「やってみたけれど合わなかった」という主婦の声も多く、別の選択肢を知っておくことも大切です。
| 在宅ワークを試した主婦のよくある悩み(孤独・収入の伸び悩み・自己管理)
在宅ワーク経験者からよく聞かれるのが「想像以上に孤独だった」「家事と仕事の切り替えが難しい」「がんばっても月5万円の壁を超えられなかった」という声です。特に下の子が0〜2歳で家から出にくい主婦が、孤独感に悩むケースは少なくありません。誰かと会話する機会がないまま1日が終わることが続くと、心の調子を崩しやすくなります。
| 「通勤型の短時間パート・派遣」という選択肢
在宅ワークが合わないと感じたら、通勤型の短時間パートや派遣の働き方も視野に入ってきます。1日4〜6時間、週3〜4日勤務であれば、保育園の送り迎えにも合わせやすく、外で人と関わる時間も確保できます。社会復帰の第一歩として無理なく始められる点も魅力です。
| 在宅ワークvs通勤型パート:メリット・デメリット比較表
| 比較項目 | 在宅ワーク | 通勤型短時間パート・派遣 |
| 時給目安 | 案件次第。月5万円未満が6割以上 | 1,200〜1,500円前後で安定 |
| 収入の安定性 | 案件によって変動が大きい | シフトが決まれば毎月安定 |
| 人間関係 | ほぼ一人で作業 | 同僚と関わる機会がある |
| 社会復帰感 | 得にくいことが多い | 毎日の出勤で生活リズムが整う |
| 扶養計算のしやすさ | 報酬・経費の管理が必要 | 給与明細で把握しやすい |
| 始めやすさ | 実績ゼロから案件獲得まで時間がかかる | 登録すれば最短数日で勤務開始 |
比較表からもわかる通り、収入の安定や人との関わりを重視するなら通勤型パート・派遣の方が向いているケースも多くあります。自分が大切にしたいポイントを軸に選ぶのがおすすめです。
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扶養内で無理なく働くための「ママ向け派遣」という選択肢

「在宅ワークだけでは収入が足りない」「やっぱり外で人と関わりながら働きたい」と感じたとき、ママのための派遣求人を活用する方法があります。子育て世代の主婦が無理なく働ける条件設定がされているため、社会復帰の入口として選びやすい働き方です。
| 1日6時間未満・週4日以下で扶養を守りながら働ける
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| コーディネーターが条件交渉を代わりにしてくれる安心感
求人選びで戸惑いやすいのが、勤務条件や扶養計算の細かい部分です。ワポティでは企業側と求職者側の双方を同一の担当者が対応する「両面型」のコーディネーターが、職場の実情を踏まえたうえで条件のすり合わせを行います。「お迎えがあるので残業はできない」「短時間で扶養内に収めたい」といった希望も、入社前にしっかり共有できるため、入ってから困るリスクを減らせます。就業開始後も同じ担当者に相談できるため、ブランクからの復帰でも安心して働き始められます。
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