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特定技能の分野とは?2026年6月1日現在の17分野一覧と自分に合う仕事の見つけ方

公開日:2026.08.03

更新日:2026.08.06

特定技能で働きたいけれど、自分の仕事がどの「分野」に入るのか分からない。そう感じている方は少なくありません。分野の数はこの数年で何度も変わってきたため、調べるサイトによって数字が違って見えることもあります。ここでは2026年6月1日現在の正しい分野の一覧と、自分の経験がどの分野にあたるかを確かめる方法を、順番に見ていきます。

 

目次

  1. 特定技能の「分野」とは何か

  2. 特定技能1号の対象分野は17分野(2026年6月1日現在)

  3. グループ別で探す17分野(2026年6月1日現在)

  4. 身近な5つの分野でできる仕事の中身

  5. 自分の仕事や経験がどの分野にあたるか確かめる方法

  6. 分野ごとに違う試験のこと

  7. 分野を選ぶ前に知っておきたい3つのこと

  8. 分野はこれからも増える可能性がある

  9. まとめ|分野が分かったら、次にできること

特定技能の「分野」とは何か


 

特定技能は、日本で働くための在留資格の一つです。在留資格とは、日本に住んで働くための許可のことです。人手が足りない仕事で、一定の技能を持つ外国人が働けるようにするために、2019年につくられました。

この制度で働ける仕事の種類を「特定産業分野」と呼びます。ふだんは短く「分野」と言われることが多い言葉です。介護、建設、農業のように、業界ごとに区切られています。自分が持っている特定技能の在留資格は、必ずこのどれか一つの分野とつながっています。

分野は、単なる分類ではありません。分野ごとに受ける試験が違います。分野ごとに、できる仕事の中身も決まっています。さらに、あとで職場を変えたくなったときに移れる範囲も、分野によって変わります。最初に「自分はどの分野なのか」をはっきりさせておくことが、遠回りをしないための一歩になります。

| 分野の中はさらに「業務区分」で分かれている

分野の中が、さらに細かく分かれていることがあります。この区切りを「業務区分」と呼びます。仕事の種類の区切り、と考えると分かりやすいです。たとえば農業分野は、作物を育てる「耕種農業」と、家畜を育てる「畜産農業」の2つに分かれています。どちらの試験に合格したかで、できる仕事が変わります。両方の試験に合格すれば、どちらの仕事にもつくことができます。分野ごとの区分は出入国在留管理庁の農業分野のページのように、分野別のページで公開されています。

| 特定技能には1号と2号がある

特定技能には「1号」と「2号」があります。1号は、決められた分野で働ける資格です。日本にいられる期間は、通算で5年までとされています。2号は、より熟練した技能を持つ人のための資格です。在留期間の更新に回数の上限がなく、条件を満たせば家族を日本に呼べる場合もあるとされています。ただし、2号に進める分野は限られています。この点はあとの見出しで詳しく見ていきます。

特定技能1号の対象分野は17分野(2026年6月1日現在)


 

出入国在留管理庁は、公式サイトで受け入れができる分野の一覧を公開しています。そのページの冒頭には「2026年6月1日現在受入れ可能な分野について掲載しています」と書かれています。そこに並んでいる分野を数えると、2026年6月1日現在で17分野です。一覧は出入国在留管理庁「特定産業分野」のページで確認できます。

インターネットで調べると、分野の数がサイトによって違って見えることがあります。理由はかんたんで、分野はこの数年のあいだに何度か増えているからです。数字だけを見て判断せず、「いつの時点の情報か」を一緒に確かめると安心です。時点が書かれていない数字は、古い可能性があると考えておくと間違いが減ります。

●特定技能1号の対象分野(2026年6月1日現在・17分野)

No. 分野名 グループ 派遣で働けるか 特定技能2号
1 介護 不可 対象外
2 ビルクリーニング くらし・サービス系 不可 あり
3 リネンサプライ くらし・サービス系 不可 今後の公表を確認
4 工業製品製造業 ものづくり・整備系 不可 あり
5 建設 建設・インフラ・運輸系 不可 あり
6 造船・舶用工業 ものづくり・整備系 不可 あり
7 自動車整備 ものづくり・整備系 不可 あり
8 航空 建設・インフラ・運輸系 不可 あり
9 宿泊 くらし・サービス系 不可 あり
10 自動車運送業 建設・インフラ・運輸系 不可 対象外
11 鉄道 建設・インフラ・運輸系 不可 対象外
12 農業 一次産業系 可能 あり
13 漁業 一次産業系 可能 あり
14 飲食料品製造業 ものづくり・整備系 不可 あり
15 外食業 くらし・サービス系 不可 あり
16 林業 一次産業系 不可 対象外
17 木材産業 ものづくり・整備系 不可 対象外

 

表の「派遣で働けるか」は、派遣会社に雇われて別の会社で働く形が認められているかどうかを示しています。「特定技能2号」は、より熟練した技能を持つ人のための資格に進む道があるかどうかです。この2つは出入国在留管理庁「特定技能制度に関するQ&A」で公開されています。分野の中の区分によって2号の扱いが異なる場合もあります。リネンサプライ分野は運用が始まったばかりで、2号の扱いは公表資料からは読み取れないため、今後の発表を見ておくと確実です。

| 分野が増えてきた流れ

制度が始まった2019年当時、製造業は「素形材産業」「産業機械製造業」「電気・電子情報関連産業」の3つに分かれていました。この3つはその後1つにまとまり、いまは「工業製品製造業」という名前になっています。古い記事に出てくる分野名と今の名前が違うのは、このためです。昔の名前で検索すると情報が見つからないことがあるので、今の名前を覚えておくと調べやすくなります。

2024年3月29日には、自動車運送業・鉄道・林業・木材産業の4つの分野が加わることが閣議で決まりました。さらに2026年6月1日には、リネンサプライ分野の運用が始まりました。リネンサプライは、ホテルや病院で使うシーツやタオルなどを回収し、洗って整える仕事です。こうした積み重ねの結果が、2026年6月1日現在の17分野です。分野の追加や運用開始の情報は出入国在留管理庁の特定技能制度のページにまとめられています。

グループ別で探す17分野(2026年6月1日現在)


 

17個の分野を上から順番に読んでいくと、途中で分からなくなりやすいです。そこで、仕事の性質が近いものを4つのグループにまとめました。まずグループから探し、その中で自分に近い分野を見つけると、探す時間を短くできます。

グループ ふくまれる分野
ものづくり・整備系 工業製品製造業/飲食料品製造業/造船・舶用工業/自動車整備/木材産業
建設・インフラ・運輸系 建設/自動車運送業/鉄道/航空
くらし・サービス系 介護/ビルクリーニング/リネンサプライ/宿泊/外食業
一次産業系 農業/漁業/林業

 

| ものづくり・整備系(5分野)

工場や作業場で、物をつくったり直したりする仕事のグループです。工業製品製造業、飲食料品製造業、造船・舶用工業、自動車整備、木材産業が入ります。日本の工場で働いた経験がある方、機械や手を動かす作業が得意な方に近いグループです。技能実習で製造や食品加工を経験した方の多くも、このグループのどれかにつながります。

| 建設・インフラ・運輸系(4分野)

建物や道路をつくったり、人や物を運んだりする仕事のグループです。建設、自動車運送業、鉄道、航空が入ります。このうち自動車運送業と鉄道は2024年に加わった新しい分野です。運転や空港での作業など、日本の資格や研修が別に必要になる仕事が多いことが特徴です。募集の条件をよく読んでおくと、準備の見通しが立ちます。

| くらし・サービス系(5分野)

人の生活を支える仕事のグループです。介護、ビルクリーニング、リネンサプライ、宿泊、外食業が入ります。人と接する場面が多く、日本語を使う機会も多い分野です。ホテル、飲食店、施設で働いた経験がある方は、このグループから探すと近い仕事が見つかりやすくなります。

| 一次産業系(3分野)

自然の中で食べ物や木材を育て、とる仕事のグループです。農業、漁業、林業が入ります。このうち農業と漁業は、特定技能の中で派遣という働き方が認められている数少ない分野です。季節によって忙しさが大きく変わる仕事が多いため、1年の働き方をイメージしてから選ぶと無理がありません。

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身近な5つの分野でできる仕事の中身


 

ここからは、日本で働く方からの質問が多い5つの分野について、実際にどんな作業ができるのかを見ていきます。仕事の中身が分かると、自分の経験と重なる部分が見つけやすくなります。

| 工業製品製造業

工場で部品や製品をつくる分野です。いくつもの業務区分に分かれています。

工業製品製造業の業務区分
機械金属加工
電気電子機器組立て
金属表面処理
紙器・段ボール箱製造
コンクリート製品製造
RPF製造
陶磁器製品製造
印刷・製本
紡織製品製造
縫製

 

たとえば機械金属加工の区分には、鋳造、鍛造、機械加工、仕上げ、溶接、塗装といった工程が含まれます。区分が多いため、自分の作業がどれにあたるかは、求人票の内容や職場の担当者に確かめると確実です。なお、この分野で特定技能2号に進めるのは、機械金属加工・電気電子機器組立て・金属表面処理の3つの区分に限られています。

| 飲食料品製造業

食べ物や飲み物をつくる分野です(お酒は除きます)。肉や魚の加工、野菜や果物の保存食品、調味料、お菓子やパンなど、幅広い工場が対象になります。この分野には細かい業務区分がありません。そのため、食品製造の職種で技能実習2号を良好に修了していれば、飲食料品製造業の仕事全般につけるとされています。工場での軽作業や検品の経験が活かしやすい分野です。詳しい業務の範囲は出入国在留管理庁の飲食料品製造業分野のページに掲載されています。

| 建設

建物や道路、設備をつくる分野です。今は「土木」「建築」「ライフライン・設備」の3つの区分に整理されています。以前は作業ごとに細かく分かれていましたが、まとまったことで、現場で任される仕事の幅が広がりました。特定技能2号に進む場合は、複数の作業員をまとめる班長のような立場での実務経験が求められるとされています。長く続けたい方は、早いうちから経験の記録を残しておくと役に立ちます。

| ビルクリーニング

建物の中を清掃する分野です。オフィスビル、商業施設、ホテルなどが主な職場になります。強い体力よりも、決められた手順を守る丁寧さが大切にされる仕事です。特定技能2号に進む場合は、清掃作業を監督する立場での実務経験が2年以上必要とされています。分野ごとのやさしい説明は、外国人向けの公式サイトである特定技能総合支援サイトでも読むことができます。

| 農業

作物や家畜を育てる分野です。「耕種農業」と「畜産農業」の2つの区分があります。耕種農業では栽培管理が、畜産農業では飼養管理が必ず仕事に含まれます。農業は、漁業とともに派遣という働き方が認められている分野です。作物や地域によって忙しい時期が違うため、複数の農家で働ける形が用意されているとされています。分野の詳しい説明は特定技能総合支援サイトの農業分野のページで確認できます。

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自分の仕事や経験がどの分野にあたるか確かめる方法


 

分野の一覧を見ても、「自分の仕事はどれだろう」と迷うことがあります。会社の名前や業界の名前だけでは判断できないためです。次の手順で確かめると、答えに近づきやすくなります。

| 手順1|今している作業を細かく書き出す

まず、自分が毎日している作業を、できるだけ具体的に書き出してみます。「工場で働いている」ではなく、「金属の部品を機械で削っている」「お弁当を容器に詰めている」というくらい細かく書くのがコツです。特定技能の分野は、会社の業種ではなく、実際にする作業の内容で決まる部分が大きいからです。書き出した作業と、この記事の分野の説明を見比べると、あてはまる分野が見えてきます。

| 手順2|公式サイトで分野ごとの説明を読む

次に、公式サイトの説明と見比べます。出入国在留管理庁が運営する特定技能総合支援サイトは、外国人本人に向けてつくられた公式サイトです。分野ごとのページがあり、どんな仕事ができるか、どんな試験があるかがまとめられています。やさしい言葉のページや、複数の言語の情報もあります。書き出した作業と近い説明が見つかれば、それが自分の分野である可能性が高くなります。

| 手順3|技能実習の経験がある場合は対応関係を確認する

技能実習で働いた経験がある方は、その職種と特定技能の分野につながりがある場合があります。対応する関係にあたると認められれば、技能の試験や日本語の試験が免除されることもあります。ただし、どの職種がどの分野に対応するかは細かく決まっています。自己判断はせず、勤務先の担当者や登録支援機関(生活や日本語の支援を代わりに行う会社)、地方出入国在留管理局に確認するのが確実です。

| それでも迷うときの相談先

自分で調べても分からないときは、公的な相談窓口に聞く方法があります。出入国在留管理庁のサイトには、外国人向けの相談窓口の案内がまとめられています。母語で相談できる窓口もあります。一人で悩んで時間が過ぎるより、早めに聞いたほうが選べる道は広がります。相談は無料で受けられる窓口が中心です。

分野ごとに違う試験のこと


 

特定技能で働くには、原則として2種類の試験に合格する必要があります。日本語の試験と、技能の試験です。このうち技能の試験は、分野ごとに内容も実施する団体も違います。つまり、自分の分野が分かってはじめて、何を準備すればよいかが決まります。

| 日本語の試験はどの分野でも共通

日本語の試験は、どの分野でも共通して求められます。日本語能力試験(JLPT)のN4以上、または国際交流基金日本語基礎テスト(JFT-Basic)のどちらかに合格することが基本とされています。N4は、ゆっくり話してもらえば日常の会話がだいたい分かるレベルです。介護分野のように、追加の日本語の試験が求められる場合もあります。自分の分野に何が必要かは、公式サイトの分野別ページで確認できます。

| 技能測定試験は分野ごとに内容が違う

技能測定試験は、その分野の仕事ができるかどうかを確かめる試験です。分野ごと、分野によっては業務区分ごとに内容が分かれています。試験を行う団体も分野によって違います。実施の回数や会場にも差があるため、早めに日程を調べておくと計画が立てやすくなります。分野別の試験情報は特定技能総合支援サイトの試験情報にまとまっています。

| 技能実習2号を修了していると免除される場合がある

技能実習2号を良好に修了している方は、対応する分野であれば、技能測定試験と日本語試験が免除される場合があります。試験の準備には数か月の勉強時間と受験料がかかることが多いため、免除にあたるかどうかで負担は大きく変わります。まず自分が免除の対象かどうかを調べる価値があります。判断は職種と分野の対応関係で決まるため、勤務先や登録支援機関を通じて確認するのが確実です。試験や免除についての案内は、外国人向けの公式サイトである特定技能総合支援サイトでも読むことができます。

分野を選ぶ前に知っておきたい3つのこと


 

分野は、選んだあとの働き方にも影響します。あとから「知らなかった」とならないよう、3つの点を先に押さえておくと安心です。どれも、求人を見るときの判断材料になります。

| 1|派遣で働けるのは農業と漁業の2分野だけ

特定技能では、働く会社と直接契約を結ぶ「直接雇用」が原則です。派遣会社に雇われて別の会社で働く形は、原則として認められていません。出入国在留管理庁の特定技能制度に関するQ&Aには、2025年12月1日時点で派遣の雇用形態が認められるのは農業分野と漁業分野の2分野だと書かれています。つまり工業製品製造業、建設、飲食料品製造業などでは、派遣という形では働けません。日本の求人サイトには派遣の募集が多くありますが、特定技能で応募できるかどうかは分野によって変わります。気になる求人を見つけたときは、雇用の形を先に確かめると安心です。

| 2|別の分野に移るには、その分野の試験が必要

同じ分野の中であれば、働く会社を変えることができます。ただし在留資格の変更許可申請などの手続きは必要です。一方、別の分野に移りたい場合は、移りたい分野の技能測定試験に新しく合格する必要があります。準備にかかる時間もお金も、もう一度必要になります。この違いは同じQ&Aの転職に関する項目で説明されています。だからこそ、最初にどの分野を選ぶかが、その後の選択肢の広さにつながります。5年後にどんな仕事をしていたいかを思い浮かべながら分野を選ぶと、後悔が少なくなります。

| 3|特定技能2号に進める分野は限られている

特定技能2号は、在留期間の更新に回数の上限がなく、条件を満たせば家族を呼べる場合もある資格です。長く日本で働きたい方にとって大きな目標になります。ただし、すべての分野に2号があるわけではありません。出入国在留管理庁の特定技能制度に関するQ&Aでは、介護、自動車運送業、鉄道、林業、木材産業を除く分野が2号の対象と示されています。介護には別に「介護」という在留資格があり、残りの4分野は加わって間もない分野です。リネンサプライ分野の扱いは公表資料からは読み取れないため、今後の発表を見ておくと確実です。
 
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分野はこれからも増える可能性がある

分野の数は固定されたものではありません。日本で人手が足りない仕事は変わっていくため、分野もそれに合わせて見直されています。ここでは現時点で分かっていることを整理します。

| リネンサプライ分野は運用が始まったばかり

リネンサプライ分野は、2026年6月1日に運用のルールが定められ、受け入れができる分野の一覧に加わりました。ホテルや病院で使うシーツ、タオル、白衣などを回収し、洗って整えて届ける仕事です。新しい分野のため、試験の日程や募集の数はこれから増えていくと考えられます。情報がまだ少ない時期でもあるので、公式サイトをこまめに見ておくと動きに気づきやすくなります。

| 追加に向けて準備が進んでいる分野もある

このほかに、物流倉庫と資源循環という2つの分野について、追加に向けた準備が進んでいるとされています。ただし出入国在留管理庁が公表している「受入れ可能な分野」の一覧(2026年6月1日現在)には、まだ入っていません。実際に受け入れや試験が始まる時期も、確定した形では公表されていません。「もうすぐ働けるようになる」と早合点せず、一覧に加わったことを確認してから動くほうが安全です。

| 育成就労制度は2027年4月1日に始まる予定

技能実習に代わる新しい制度として、育成就労制度の準備が進んでいます。施行日は2027年4月1日とされており、完全に移行するまでは今の制度は技能実習のままです。育成就労は、特定技能1号に進むことを前提にした制度設計だとされています。対象になる分野が特定技能の分野とどこまで重なるかは、これから示されていく部分があります。最新の内容は外国人技能実習機構の育成就労制度のページで確認できます。

| 最新情報を自分で確かめる習慣をつける

分野に関する情報は、時間がたつと古くなります。この記事の数字も「2026年6月1日現在」という時点つきの情報です。求人に応募する前や、試験に申し込む前には、出入国在留管理庁の分野一覧のページを一度開いて確かめる習慣をつけると安心です。公式の情報は日本語が中心ですが、特定技能総合支援サイトにはやさしい日本語や複数の言語の案内もあります。1回5分ほどの確認で、大きな遠回りを防げます。

まとめ|分野が分かったら、次にできること


 

特定技能の分野は、2026年6月1日現在で17分野です。まず自分の作業内容を書き出し、グループから近い分野を探し、公式サイトの説明と見比べる。この順番で進めると、自分の分野は見つけやすくなります。数が多くても、グループで区切れば覚えられる量になります。

分野が分かれば、次にやることもはっきりします。受ける試験が決まり、探すべき求人の種類も絞られます。派遣で働けるのは農業と漁業だけという点、分野をまたぐ転職には新しい試験が必要という点も、求人を見るときの大切な判断材料です。

仕事探しそのものに不安があるときは、一人で抱えずに相談できる場所があります。ここで思い出しておきたいのが雇用の形です。特定技能で派遣という働き方ができるのは農業と漁業だけで、そのほかの分野では受け入れる会社に直接雇われる形になります。気になる求人を見つけたら、その仕事が自分の在留資格で働けるものかどうかを、会社や登録支援機関に一つひとつ確かめると安心です。制度について分からないことは、出入国在留管理庁の相談窓口でも聞くことができます。なお、ワポティでは現在、特定技能の在留資格での求人は扱っていません。一方で、永住者や定住者、日本人の配偶者等のように就労に制限のない在留資格をお持ちの外国籍の方には、派遣のお仕事を紹介しています。技能実習や特定技能を終えて在留資格が変わったときには、選択肢の一つになります。

制度の言葉は難しく見えますが、順番に確かめていけば整理できます。焦らず、公式の情報を一つずつ確認しながら進めていくことが、遠回りに見えていちばん確実な道です。

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