あなたにピッタリのお仕事が必ずある。

求人検索
求人検索

求人検索
求人検索

ライフステージ

40代から始める仕事|女性が未経験・ブランクから踏み出す選び方と最初の一歩

公開日:2026.09.28

更新日:2026.10.01

「今から働き始めても、雇ってもらえるのだろうか」「もう何年も職場から離れている」——40代で仕事を探し始めるとき、応募ボタンを押す前に手が止まってしまうことがあります。けれど、40代の女性が新しい職場に移ることは、実際には珍しいことではありません。年齢やブランクを理由に選択肢を狭める前に、自分の生活に合う仕事の見つけ方を知っておくと、迷いが具体的な行動に変わっていきます。

 

40代の女性が仕事を始めるのは、本当に遅い?


 

結論から言えば、遅くはありません。40代女性のうち、働いている人と仕事を探している人を合わせた割合は8割を超え、比較できる範囲では過去でいちばん高い水準にあります。同じ年代の多くが働いていて、40代になってから職場を変える人も一定の割合でいます。

| 40代女性の8割以上が、就業中または求職中

厚生労働省がまとめた令和6年版 働く女性の実情のデータによると、労働力率は、40代前半も40代後半も8割を超えています。労働力率とは、その年代の人口のうち、働いている人と仕事を探している人が占める割合です。

この8割という数字を身近な場面に置き換えると、同世代の知り合いを10人思い浮かべたとき、そのうち8人は働いているか職探しをしているという状態です。仕事から離れている自分だけが取り残されているように感じてしまいますが、40代で働く人や仕事を探す人は、数字の上では多数派の側にいます。

かつては結婚や出産の時期にあたる30代で労働力率が大きく落ち込み、40代で再び上がる「M字カーブ」の形がはっきり見えていました。いまはその谷が浅くなり、グラフは台形に近づいています。10年前と比べるとすべての年代で労働力率が上がっており、40代でも働いている人と仕事を探している人を合わせた割合が高まっています。

| 40代を含め、仕事を変える女性は1年でおよそ10人に1人

職場を移る人の割合も参考になります。厚生労働省の令和7年雇用動向調査結果の概要によると、女性の転職入職率は10.7%で、1年のあいだにおよそ10人に1人が別の職場へ移っています。

年代別に見ると20代や30代より数字は下がりますが、25〜29歳から55〜59歳の階級では女性のほうが男性より高く、40代もその範囲に入っています。ひとつの職場に長く勤め続ける人だけではなく、40代で環境を変える人が毎年これだけいるということです。

さらに、20代前半から50代後半までのどの年代でも、女性は男性より職場を移る人の割合が高い傾向が示されています。「この年齢で動き出すのは自分だけではないか」という心配は、少なくとも数字の上では当てはまりません。

下の表の右側の数字は、「働いている女性のうち正社員が何割か」ではなく、その年代の人口全体に対する割合です。仕事をしていない人も含めた数字なので、正社員の比率としては低めに見える点に注意して読むと、実態を取り違えずに済みます。

年齢階級(女性) 労働力率 15歳以上人口に占める正規雇用の割合 時点・出典
35〜39歳 81.4% 41.4% 令和6年/厚生労働省「令和6年版 働く女性の実情」
40〜44歳 83.0% 38.5% 同左
45〜49歳 83.9% 36.6% 同左
50〜54歳 81.6% 32.9% 同左

 

正社員として働く人の割合は20代後半を頂点にして下がり続けるため、この形は「L字カーブ」と呼ばれています。ここから読み取れるのは、40代で正社員として働いている人がそれほど多くないという現状です。同時に、40代の入口に立っている人が、短時間やパート・派遣から始めて働き方を変えていく余地が残っているということでもあります。

40代・未経験からでも始めやすい仕事には、どんな特徴がある?


 

未経験から始めやすい仕事には、はっきりした共通点が2つあります。ひとつは作業の手順が決まっていて教える体制が整っていること、もうひとつは人手が足りず募集の間口が広いことです。この2つが重なる分野から探すと、経験を問われる場面がぐっと少なくなります。

未経験でも入れる仕事には、そうなっている理由があります。職種の名前だけを見て決めるのではなく、「なぜ未経験でも入れるのか」を知っておくと、求人を選ぶときの自分の基準ができます。

職種 未経験でも始めやすい理由 始め方の目安 求人を絞り込むときの条件
事務・データ入力 決まった書式に入力する定型の作業が中心で、担当範囲が区切られている 文字入力と表計算の基本操作から 座り仕事/日勤(午前スタート)
コールセンター 入社後の研修期間が用意されている求人が多い 問い合わせを受ける受信業務から 座り仕事/シフト制
軽作業(仕分け・ピッキング・検品・梱包) 工程ごとに作業が分かれ、覚える範囲が限定される 短期の求人で作業を試してから 未経験歓迎/1日6h未満
製造・組立・検査 手順書があり、教育担当がついて教える現場が多い 日勤のライン作業から 未経験歓迎/残業少なめ
食品製造 調理経験がなくても、包装や検品などの工程から入れる 短時間の工程担当から 1日6h未満/日勤(午前スタート)
物流・フォークリフト 資格の取得を支援する制度を用意している職場がある 構内での運搬や入出庫の補助から 車・バイク通勤OK/高時給
接客・販売 これまでの生活で身につけた気配りがそのまま評価されやすい シフト制で週2〜3日から シフト制/週4日以下勤務
介護・保育補助 資格がなくても始められる求人があり、人手が足りていない 掃除や配膳などの周辺業務から 未経験歓迎/シニア世代活躍中

 

| 事務・コールセンターは「担当範囲が区切られている」ことが強み

事務系の仕事は、決まった書式に入力する作業や、電話の内容を記録する作業が中心です。求人票に「未経験歓迎」と書かれている事務職は担当範囲がはっきり区切られていることが多く、覚える範囲もその分だけに限られます。

40代から始める場合に強みになるのは、電話の受け答えや来客対応で、相手に合わせた話し方ができることです。パソコン操作は文字入力と表計算の基本ができれば応募できる求人が多く、資格が前提になることは少なくなっています。医療事務のように専門の知識を使う仕事もありますが、まずは一般事務やデータ入力で実務の感覚を取り戻してから次を考える道もあります。

座っての作業が中心なので、立ち仕事に不安がある方にも向いています。一方で応募が集まりやすい職種でもあるため、事務だけに絞らず他の職種も並行して見ておくと、選べる求人の数が変わってきます。

| 軽作業・製造・食品製造は、40代・未経験の入り口として最も間口が広い

軽作業と製造は、未経験から始める人がいちばん多い分野です。工程ごとに作業が分けられているため、覚えるのは自分の担当する範囲だけで済みます。前の仕事の経歴を問われる場面も少なく、募集の年齢層も幅広いのが特徴です。

現場でよく募集されているのは、次のような作業です。

・仕分け・ピッキング:伝票や画面の指示を見て、棚から商品を集める

・検品・梱包:傷や数量を確認して、箱に詰めてラベルを貼る

・組立・検査:手順書どおりに部品を組み、できあがったものを目で確認する

・食品製造:食材を並べる、包装する、出荷前の状態を確認する

どの作業も、体の使い方が違います。

・立ったまま同じ場所で手を動かす(検品・梱包など)

・座って手元の作業をする(小さな部品の組立・検査など)

・歩いて移動しながら進める(仕分け・ピッキングなど)

負担のかかり方が種類ごとに違うので、求人票の作業内容を読んで、自分が続けやすい姿勢のものを選ぶと長く働きやすくなります。腰に不安がある方は重い物を扱わない工程、長く立つのがつらい方は座り作業のある工程という具合に、体の条件から絞り込む方法も有効です。

勤務時間帯にも幅があります。

・日勤:午前に始まり夕方に終わる

・短時間:1日6時間未満で終わる

・午後から:昼過ぎに始まり夕方に終わる

生活の予定に合わせて選べる求人が出ています。夜勤専属を選ぶと時間あたりの賃金が高い求人もありますが、生活のリズムが大きく変わるため、1本目としては日勤から試したほうが続けやすくなります。

物流の現場では、フォークリフトの資格取得を支援する制度を用意している職場もあります。運転できるようになると任せられる範囲が広がるため、働きながら次の選択肢を増やしたい方には現実的な道になります。

| 接客・販売は、短い日数から始めて増やしていける

接客・販売の分野では、短時間から募集されている仕事が多くあります。人と接することに慣れている方は、これまでの生活で自然に身につけた気配りが、そのまま評価の対象になります。

・スーパーやドラッグストアのレジ・品出し

・飲食店のホールスタッフ

・商業施設の受付や案内

いずれもシフト制で、週2〜3日から入って慣れてきたら日数を増やすという進め方ができます。ただし土日や夕方に人手が必要な職場が多いため、出られない曜日や時間帯があるなら、応募の前に希望として伝えておくと後で困りにくくなります。

| 介護・保育補助は、資格を取る前に現場を知ることができる

介護の現場には、資格がなくても始められる求人があります。食事や入浴の直接的な介助ではなく、掃除や配膳といった周辺の業務から始める形です。働きながら資格を取れるよう支援している職場もあります。

保育の分野も同じで、保育士の資格がなくても保育補助として関わる求人が出ています。子どもと接する仕事に関心がある方にとっては、資格を取る前に現場の空気を知る手段になります。どちらも人手が足りていない分野のため、年齢よりも「無理なく通い続けられるか」を重視する職場が少なくありません。

求人票の「未経験歓迎」は、どこを見れば信じられる?


 

「未経験歓迎」が本当かどうかは、その4文字ではなく求人票の別の場所で判断できます。教える体制について書かれているか、募集人数が複数かどうかを見ると、未経験から受け入れる用意が実際にあるのかが見えてきます。

製造・軽作業の求人票を例に、応募を決める前に見ておきたい箇所を挙げます。

・研修やOJTの記載があるか:「入社後しばらくは先輩が同行」「作業手順書あり」のように、教える期間や方法が具体的に書かれている求人は、受け入れの仕組みがある

・「未経験歓迎」の隣に何が書かれているか:「未経験歓迎(経験者優遇)」の場合は、経験者から順に選考が進むことがある

・募集人数が複数かどうか:数名単位で募集している現場は、同じ時期に入る人がいるため、教え方が個人まかせになりにくい

・作業内容が具体的に書かれているか:「かんたん作業」だけで中身の説明がない求人は、入ってから想像と違うと感じやすい

・勤務時間と残業の記載:残業の見込みが時間の幅まで書かれている求人は、実際の一日を想像しやすい

・交通費や日払いなどの条件:「規定あり」と書かれている項目は、いくらまで支給されるのかを応募の段階で確かめておくと安心です

逆に、時給の高さだけが大きく書かれていて作業内容の説明が短い求人は、中身を確かめてから判断したいところです。求人票に書かれていないことは、聞けば答えてもらえます。分からない点を残したまま応募するより、先に解消しておいたほうが、入ってからの「思っていたのと違う」を減らせます。

とはいえ、何十件もの求人票を一人で読み比べて違いを見つけるのは骨が折れます。働ける曜日や避けたい作業を先に伝えておけば、条件に合わない求人を除いた状態から探せるようになります。

「自分に合う仕事を見つけたい」方へ
ワポティなら、専任コーディネーターがあなたのお仕事探しをサポートします。氏名・住所・電話番号だけのカンタン登録で、すぐにお仕事探しをスタートできます。
▶ カンタン登録はこちら

40代女性の働き方は、短時間から始める?フルタイムから始める?


 

どちらから始めても構いません。決め方の軸になるのは年齢ではなく、いまの生活で仕事に使える時間と、必要な収入の額です。週2〜3日の短時間からフルタイムまで、段階に分けて考えると自分の位置が決めやすくなります。

働き方の幅そのものは、もともと広く開いています。厚生労働省の令和6年版 働く女性の実情のデータでは、女性の雇用者(役員を除く)のうち正規の職員・従業員が5割近く、非正規が5割強です。非正規のなかではパート・アルバイトが大きな割合を占め、派遣社員は数%にとどまります。「40代の女性はこの働き方から」という決まりがあるわけではありません。

始め方 働く時間の目安 1か月の収入の目安(時給1,200円の場合・額面) 向いている方
短時間(週2〜3日) 1日4時間前後 約6万円 働くリズムを取り戻すところから始めたい方/通院や介護などの予定がある方
1日6時間・週3日程度 週18時間前後 約9万円 他の予定と両立しながら、収入も確保したい方
週4日程度(1日6時間) 週24時間前後 約12万円 働く日数を増やし、勤務先の社会保険への加入も視野に入れたい方
フルタイム(1日8時間・週5日) 週40時間 約20万円 一人で生計を立てている方/正社員登用や紹介予定派遣を目指したい方

 

上の表は、派遣やパートとして時給1,200円の求人で働いた場合を例に、1か月を4.3週として計算した金額です(正社員の場合は月給制が一般的です)。税や社会保険料が引かれる前の額面で、実際の時給は職種や地域によって変わります。求人票の時給に、自分が働ける時間をそのまま当てはめて計算してみると、必要な収入に届くかどうかが応募の前に分かります。

どの段階から始めるかは、次の順番で考えると迷いにくくなります。

・1週間のうち、確実に働ける曜日を数える

・その曜日に何時間まで働けるかを書き出す

・出てきた時間数に求人の時給を掛けて、必要な収入に届くかを見る

この順番で考えると、「働けるかどうか」という漠然とした問いが「この求人は通えるか」という具体的な判断に変わります。足りない場合は日数を増やす方向と、時間あたりの賃金が高い職種に広げる方向の2つで調整できます。

| 配偶者の扶養に入っている方の考え方

配偶者の扶養に入っている方は、年間の収入が一定の基準を超えると、税や社会保険の扱いが変わります。この基準となる金額は制度の見直しで変わることがあるため、いま自分に当てはまる金額は、勤務先の担当者や年金事務所の窓口で確かめておくと安心です。

収入を基準の範囲に収めたい場合は、1日の勤務時間を短くする方法と、働く日数を減らす方法があります。「扶養控除内相談OK」のような条件で絞り込める求人サイトなら、最初から範囲内で働ける仕事だけを見比べられるので、計算しながら探す手間が減ります。

| 一人で生計を立てている方の考え方

収入の上限を気にする必要がない方は、働ける時間をそのまま収入に反映できます。この場合に効いてくるのは、時間あたりの賃金と、勤務先の社会保険に入れるかどうかの2点です。

勤務先の社会保険に入ると、健康保険と厚生年金の保険料を勤務先と半分ずつ負担する形になり、将来受け取る年金の額にも反映されます。加入できる条件は勤務時間や勤務先の規模によって決まります。フルタイムや週4日以上で働くことを考えている方は、求人票の記載と担当者への確認の両方で見ておくと、あとから手取りの計算が変わることを避けられます。

また、派遣で働き始めてから同じ職場の正社員を目指す「紹介予定派遣」という仕組みもあります。先に職場を体験してから正社員として働くかを決められるため、いきなり長期の契約を結ぶことに不安がある方には、無理のない進め方になります。

ブランクがあっても使える公的な支援には、どんなものがある?


 

働いていない期間が長くても、無料で使える相談先と訓練の制度があります。対象の条件に当てはまれば、受講料のかからない職業訓練を受けながら、訓練中の生活を支える手当を受け取れる仕組みも用意されています。

制度ごとに対象となる方の条件が決まっているため、自分が当てはまるかどうかは窓口で確かめるのが確実です。先に全体像をつかんでおくと、相談に行ったときの話が早くなります。

制度・相談先 どんな方向けか 内容・費用 確かめられる場所
ハロートレーニング(公的職業訓練) 仕事を探している方。雇用保険を受給できる方向けの訓練と、受給できない方向けの訓練に分かれている 原則として受講料は無料(テキスト代などは自己負担) ハローワークの窓口
求職者支援制度 雇用保険の適用がなかった離職者、雇用保険の受給が終わった方、一定額以下の収入で働きながら訓練を受けたい方など 無料の職業訓練に加えて、本人の収入や世帯の収入・金融資産などの条件を満たすと、訓練を受けている間の手当を受け取れる ハローワークの窓口
マザーズハローワーク 子育てをしながら仕事を探している方。お子さま連れでも相談しやすい環境が整っている 担当者制によるきめ細かな就職支援、窓口またはオンラインでの職業相談、セミナーなど。利用料は無料 各地のマザーズハローワーク・マザーズコーナー

 

公的な職業訓練は、ハロートレーニングという名称で案内されています。厚生労働省のハロートレーニングの案内では、雇用保険を受給できる方向けの離職者訓練と、受給できない求職者向けの求職者支援訓練に分かれています。受講料は原則として無料と説明されており、テキスト代などは自己負担になります。

訓練を受けている間の生活が心配な場合に関わってくるのが、求職者支援制度です。厚生労働省の求職者支援制度のページには、対象となる方の範囲に加えて、訓練中に受け取れる手当の金額とその支給要件が示されています。本人の収入と世帯の収入・金融資産に上限が設けられているため、自分が対象になるかは金額を見ながら確かめるのが確実です。訓練期間は2か月から6か月のコースが中心で、より長い期間の公共職業訓練もあります。

手当の金額や要件は見直されることがあるので、いま適用される条件は窓口で確かめられます。制度が使えるかどうかで訓練に通えるかが変わることもあるため、受けるかどうか決めきれていない段階でも、一度相談してみる価値があります。

子育てと両立させながら探したい方には、マザーズハローワークという専門の窓口があります。厚生労働省のマザーズハローワーク事業の案内では、担当者制によるきめ細かな就職支援が行われていて、窓口でもオンラインでも職業相談ができると説明されています。利用料はかかりません。マザーズハローワーク東京の案内を見ると、残業ができない方や平日の勤務を希望する方に向けた求人を独自に受理していることや、ミニ面接会が開かれていることも分かります。子育て以外の事情で相談したい場合や、取り扱っている支援の内容は拠点ごとに違うため、最寄りの窓口で確かめておくと動きやすくなります。

ブランクそのものを不利に感じている方も多いのですが、働いていない期間に何をしていたかを一言添えられれば、空白の長さだけで判断される場面は減ります。

・家族の介護や家庭の事情に時間を使っていた

・体調を整える時間が必要だった

・資格の勉強や訓練の受講をしていた

どれも、短く事実を伝えるだけで十分です。話を大きくする必要はありません。「いまは働ける状態で、続けて通えます」という一点が伝われば、受け止め方は変わってきます。

働き始めた40代女性は、最初の1か月をどう過ごしている?


 

最初の数日は、作業を覚えるより前に職場の流れに慣れる時間です。軽作業や製造の現場では教育担当の人がついて、基本の動作をひとつずつ確認しながら進めるのが一般的です。1か月経つころには、担当する工程を自分のペースで回せるようになっている方が多くいます。

| 3日目・2週間・1か月で変わっていくこと

入った初日は、ロッカーの場所や休憩の取り方といった生活面の確認から始まります。作業そのものは先輩の手元を見ながら覚える形が多く、いきなり一人で任されることはほとんどありません。分からないことを聞ける相手が決まっているかどうかを、初日のうちに確かめておくと気持ちが楽になります。

2週間ほど経つと、手順を思い出しながらでも一通り自分で進められるようになります。この時期は「まだ遅い」と感じやすいのですが、速さが求められるのはもっと後の段階です。最初に見られているのは、決められた手順を飛ばさないことと、迷ったときに声をかけられることです。

1か月経つと、体がリズムを覚えます。立ち仕事の疲れ方も、始めた週と比べて変わってきます。ここまで来ると「これなら続けられそう」という感覚が自分の中に出てきます。働く日数を増やすことや、別の工程を覚えることなど、次の一歩を考えられる段階です。

一日の中身は、求人票の勤務時間だけでは分かりません。軽作業と製造で、実際の流れがどう違うのかを並べました。

時間帯 軽作業(仕分け・検品)の一日の例 製造(組立・検査)の一日の例
始業前 作業着に着替えて持ち場へ移動し、その日の指示を確認する 作業着と手袋を着けて、担当する工程とその日の生産数を確認する
午前 伝票や画面の指示を見て商品を集め、数量を確認する 手順書どおりに部品を組み、決められた箇所を検査する
昼休憩 食堂や休憩室で休む(1時間程度の求人が多い) 同じく休憩。シフト制の職場では時間がずれることもある
午後 梱包してラベルを貼り、出荷の場所へまとめる 午前と同じ工程を続ける。工程が変わる日は事前に伝えられる
終業前 持ち場の片づけと、翌日へ引き継ぐ内容の確認 つくった数量の記録と、設備まわりの片づけ

 

休憩の取り方や、立っている時間と座っている時間の割合は、続けやすさに直結します。求人票に書かれていない部分なので、応募を決める前に確かめておきたい項目のひとつです。

慣れるまでの時期は、作業を覚えることよりも生活のほうに負担がかかります。次の3つを決めておくと、最初の数週間を乗り切りやすくなります。

・前日のうちに、翌日の持ち物と家を出る時刻を決めておく

・最初の2週間は、休みの日に予定を詰め込みすぎない

・疲れ方が落ち着いてきた段階で、勤務日数を増やす相談をしてみる

| 「職場が合わなかったら」という不安への備え方

働き始める前にいちばん大きくなる不安は、作業の内容そのものより「もし合わなかったらどうなるのか」という点です。ここは気持ちで乗り越えるものではなく、仕組みで備えられます。

派遣会社の中には、企業を担当する人と働く人を担当する人が同じ「両面型」の体制をとっているところがあります。ワポティもその一つで、登録から就業が始まったあとまで、同じ専任コーディネーターが担当します。求人票だけでは分かりにくい勤務時間や作業の中身を、一緒に企業へ確認しながら進められるため、想像と実際のずれを小さくしたうえで応募を決められます。

働き始めてから気になることが出てきたときも、間に立つ担当者がいれば自分だけで抱え込まずに済みます。「この作業は続けられそうだが、この時間帯だけ変えたい」という相談も、契約内容の見直しという形で扱えることがあります。合わないと感じたときに辞めるしかない、という状況にはなりにくくなります。

ただし、派遣会社によって取り扱う職種やエリアは異なります。希望する働き方がはっきりしている方は、登録の時点でそれを伝えておくと、条件の合わない求人を見て時間を使うことを避けられます。

まとめ|40代の女性が、今日から始められること


 

40代から仕事を始めるうえで必要なのは、新しい資格や特別な経験ではありません。次の3つがそろえば、応募までの距離はぐっと近くなります。

・自分が使える曜日と時間を、数字にして書き出す

・未経験を受け入れる体制がある求人を、求人票から見分ける

・一人で抱えずに、相談できる相手を持つ

今日できることは、小さくて構いません。1週間のうち働ける曜日と時間を紙に書き出すだけでも、求人票を見たときに「これは自分が通えるかどうか」をすぐに判断できるようになります。書き出した時間に時給を掛ければ、1か月に入る金額の見通しも立ちます。

40代女性の8割以上が、働いているか仕事を探しているという数字は、遠い世界の話ではありません。求人を選ぶ基準と、最初の1か月の過ごし方が分かっていれば、未経験やブランクは応募をやめる理由にはなりません。

それでも迷うときは、条件を一つだけ決めて求人を見てみる方法があります。

・日勤の求人だけを見る

・週3日から始められる求人だけを見る

・座って手元の作業ができる求人だけを見る

どれか一つに絞ると、目を通す求人の数が現実的になり、比べる基準も定まります。そこから先は、気になった求人について担当者に質問しながら決めていけます。40代からの一歩は、条件をひとつ決めるところから動き始めます。

ワポティで新しい一歩を踏み出しませんか?
全国12,000件以上の求人から、あなたに合った仕事が見つかります。未経験歓迎や日勤のみといった条件から、働き方に合わせて探せます。
▶ ワポティについて詳しく見る

あなたにピッタリなお仕事探しを応援します!

氏名
住所
電話番号

カンタン登録についてはこちらをご覧ください

個人情報保護方針に同意して応募してください

あなたにピッタリなお仕事探しを応援します!

氏名
住所
電話番号

カンタン登録についてはこちらをご覧ください

個人情報保護方針に同意して応募してください